10日付けの世界ランキングが発表され、前週5位の錦織圭(26歳、日清食品)が、昨年8月31日付けのランキング以来約1年ぶりに自己最高に並ぶ4位に浮上した。
テニスの世界ランクは過去52週の大会の成績によって決まる。錦織は楽天ジャパン・オープン2回戦で臀部を痛めて途中棄権したが、ラファエル・ナダル(スペイン)がポイントをより多く失ったために順位が入れ替わった。
そのほかの日本勢は、ダニエル太郎(エイブル)は同ランク90位、杉田祐一(三菱電機)は同ランク91位、西岡良仁(ヨネックス)は同ランク98位としている。
錦織は今週の上海マスターズ大会を欠場したため、次の週のランキングで再び順位が下がる可能性がある。昨年の上海では3回戦では第12シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に2セット連続のタイブレークで敗退している。
また錦織は、来年1月に全豪オープン前哨戦と位置づけられるブリスベン国際に出場する事を大会運営者が発表している。