10月10日(火) 上海マスターズ

杉田祐一(三菱電機)の1回戦が行われ、杉田は第10シードのサム・クエリー(アメリカ)に6-3,6-2で残念ながら敗れた。
杉田、楽天ジャパン・オープンではベスト8、月曜日に発表されたランキングでは、36位と自己最高を更新し期待を持って戦ったクエリー戦だったが、ウィンブルドンではベスト4、USオープンではベスト8となっているクエリーの自信あるプレーを崩すことはできなかった。

杉田祐一なんとかしようと頑張ったが

<<杉田祐一1回戦詳細>>

お互いにサービスキープ
杉田は時々ストロークからネットにつめてボレーを決めるなど、動きが良い。
36位としての自信あるプレーをしている。

しかし、第6ゲーム、2度のデュースの末にサービスゲームを落とす。2-4。

第9ゲーム、30-30 良く追いつくが決められ、
セットポイントはサービス・エース級のサーブを決められた。

調子の上がってきたクエリーは思い切りよいショットで攻める。
対して杉田は持久戦に持ち込みたいが、そのチャンスがない。
ラリーを続けたくてもクエリーに一発を先に打たれてしまう。

第2セット、最初のサービスゲームのキープに失敗すると、第3ゲームはラブで落とす。0-3。
第4ゲームもキープされ、0-4。

尻上がりに調子を上げたクエリーに対し、杉田は1度もブレークポイントを握ることができない。

5-2、クエリーのサービング・フォ・ザ・マッチはサービス・エースで40-0とマッチポイントを握られる。
最初のマッチポイントはなんとダブルファースト・サーブでダブルフォルトと余裕さえ見せる。

なんとかしようと頑張るが、フォアのストロークがロングしてしまい6-3,6-2で杉田祐一は敗れた。

勝利したクエリーは2回戦で、アメリカ期待の19歳F・ティアフォーと対戦する。
29歳の杉田が10歳年下のティアフォーとどう経験を生かして闘うか見たかったが。
次の機会まで待とう。

上海マスターズはNHKBS1ガオラが生放送
ナダル、フェデラーなどトッププレーヤー出場

大会hp:上海マスターズ
賞金総額:$7,906,170(約9億円)ATPMasters1000 Shanghai
優勝賞金:$1,136,850(約1.2億円)
1回戦出場:$21,085(230万円)
10/09-10/15,2017
オーダー・オブ・プレー

<<1回戦>>
〇10]S.QUERREY(USA) 63 62 ●杉田祐一
ドローnet版
ドローPDF版
ダニエル太郎予選惜敗
予選ドロー

杉田祐一今後の試合予定
10/16からATP250 Stockholm
10/23からATP500 Vienna
10/30からATP1000 Paris

記事塚越亘/塚越景子 写真/鯉沼宣之/TennisJapan

ジャパンオープン8強 36位と自己最高位になった杉田祐一