大坂なおみ4強逃す 穂積絵莉/加藤未唯組 決勝進出ならず【香港オープン】

10月13日(金) 香港テニスオープン

準々決勝が行われ、世界64位の大坂なおみ（日清食品）は同21位のパブリュチェンコワ（ロシア）に3-6､3-6のストレートで敗れた。
2016年の東レPPO準優勝以来の自身ツアー二度目の４強入りはならなかった。
大坂、2回戦ではビィーナス・ウィリアムズ（米国）をストレートで破り、優勝も期待されていたが。

ダブルス準決勝では穂積絵莉（橋本総業）加藤未唯（佐川印刷）組が第1シードと10ポイント先取のマッチ・タイブレークに縺れるゲームをしたが、惜しくも敗れ決勝進出を逃した。

穂積絵莉/加藤未唯 決勝進出逃す!

穂積、先週、豪州ITF女子サーキットのシングルスで今季初優勝。通算４回目の優勝を飾っている。
加藤はこの香港オープン、厳しい予選を突破。
調子が良い二人のペアだったが。

大坂なおみ 残念ながら4強ならず!

第1セット、
オープンング・ゲームを落とすと第3ゲームもキープできず、0-4の立ち上がり。

第5ゲームをようやくキープ。
第8ゲーム、パブリュチェンコワ5-2のサービング・フォ・ザ・セットをブレークし、
大坂から3-5とするが、第9ゲームがキープできず、3-6で第1セットを落とす。

第2セット、最初のサーブをブレーク、大坂3-1とリードするが、
第6ゲームでブレークを許すと、5ゲームを連取され、3-6で敗退した。

大坂、ウィンブルドンでは3回戦へ進出、USオープンでは1回戦で前年のチャンピオンＡ・ケルバー（ドイツ）をストレートで破る金星をあげるが、
日本での二試合、中国での二試合と連続で初戦敗退を喫したが、今大会ではビィーナスを破るなど8強と活躍した。

日本人プレーヤーは大坂なおみ（日清食品）、尾崎里紗（江崎グリコ）、奈良くるみ（安藤証券）、江口実沙（橋本総業）、加藤未唯（佐川印刷）、青山修子（近藤乳業）と6人が本戦でプレー、加藤と青山は厳しい予選を突破して本戦入りだった。

尾崎里紗（江崎グリコ）は1回戦でビィーナス・ウィリアムズ（米国）に2-6､2-6で敗れた。

大坂なおみITFデーター
大坂なおみWTAデーター

記事塚越亘/塚越景子　写真©Hong Kong Tennis Open

惜しくも決勝進出逃した穂積絵莉/加藤未唯組