2月3日(土) 岩手県盛岡市の盛岡タカヤアリーナで行われているデ杯 ワールドグループ1回戦、日本対イタリア戦。
ダブルスが行われ、マクラクラン・勉/内山靖崇組はシモーネ・ボレリ/ファビオ・フォニーニ組に5-7, 7-6(4), 6-7(3), 5-7で敗れた。
イタリアは、ボレリのパートナーを当初予定されていたパオロ・ロレンツィからフォニーニに変更してきた。
ボレリとフォニーニのコンビはツアー3勝。2015年にはオーストラリアン・オープンに優勝している。
その結果日本は1勝2敗。
後のない日本、最終日4日(日)のシングルス2試合に望みを託す。
まずはNo.1の杉田祐一が登場。
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日本チャンスがあったが
●マクラクラン・勉/内山靖崇 5-7 7-6(4) 6-7(3) 5-7 〇シモーネ・ボレリ/ファビオ・フォニーニ
第1セット
お互いにブレーク・チャンスが1回ずつあった展開。
日本は第7ゲームで1回、マクラクラン勉が思い切りポーチに出たが失敗した。
イタリアは第12ゲーム、内山のサーブ、30-40の時。
同時にそれはセットポイントだった。
そのチャンスにフォニーニは軟式テニスのように思い切り前衛で動きポーチを決めて第1セットを取った。
第2セット
日本が先にブレーク、
マクラクラン勉のサーブ5-4、15-40、ロブと付き玉を打たれ内山ミス、サーブを落とし5-5となる。
タイブレークでは4-4からイタリアがダブルフォルト、5-4
6-4のセットポイント、内山のブロックボレーが決まり、第2セットを取る。
第3セット
5-6イタリアのサーブではあるが、日本は内山のポーチで30-40、
そしてデュース後に2度目のセットポイントを掴むがそれが取れず、タイブレークに。
ここでフォニーニが走ってトイレに駆け込む珍事が。初めてみた!
タイブレーク、イタリア、5-3、リターンを合わせてパスを決める、6-3とセットポイント。
あっちむいてホイのローボレーを決められ、7-3で第3セットをイタリアに取られた。
2度日本にセットポイントがあったのだが。
第4セット
5-5で日本にブレーク・チャンスがきたが、内山のリターンはわずかにワイド。
5-6の第12ゲーム、0-40とマッチポイントを握られる。
15-40、ちょっと動いたマクラクラン勉の逆をボレリがリターン・エースを決めた。
イタリアのバラズッティ監督はロレンツィに代えて前日ファイナル・セットの戦いをしたフォニーニをあえて起用、ダブルスを取りにきた。
「ダブルスに出ることは、昨日の夜に伝えられた。
もちろん今は、昨日5時間、今日も3時間やって疲れはあるが、デ杯でプレーできるのは光栄なこと、用意はできている」と単複連日出場のフォニーニ。
「レベルの高いダブルスの試合、ワールドクラスの内容だった。
こういう試合の結果は紙一重で決まるが、相手のナンバー1のフォニーニが、昨日5セット、今日4セット戦わせられたのは収穫。
明日彼が出てくれば、それを活かしていきたい」と岩淵監督は明日のシングルス2勝を目指す。
2/2,2/3,2/4, 2018
2/2(金) シングルス
●ダニエル太郎 46 63 64 36 26 〇ファビオ・フォニーニ
〇杉田祐一 46 62 64 46 76(1) ●アンドレアス・セッピ
2/3(土) ダブルス
●マクラクラン・勉/内山靖崇 57 76(4) 67 57 〇シモーネ・ボレリ/ファビオ・フォニーニ
2/4(日) 12:00 シングルス
杉田祐一 vs ファビオ・フォニーニ
ダニエル太郎 vs アンドレアス・セッピ
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記事:塚越亘 塚越景子 写真 佐藤ひろし