★ITFジュニアテニス・グレードA大会
■Roland Garros Junior Championships 2010, Paris, France (Red Clay)
フランスのパリで行われてる4大大会、全仏オープン(レッドクレー)は、ジュニア部門の本戦が始まり、31日に大会2日目を迎え、女子ダブルス1回戦で大前綾希子(17歳)/Grace Min(16歳、米国)組が、Jovana Jaksic(16歳、セルビア)/Polina Pekhova(18歳、ベラルーシ)組を 6-2 6-3 のスコアで下し、準々決勝進出を決めた。
また、男子シングルス1回戦に登場したダニエル太郎(17歳)は、POUILLE, Lucas(16歳、フランス)(WC)に 1-6 6-4 2-6 のスコアで敗れ、2回戦進出はならなかった。ダブルスでもダニエル太郎(17歳)/Ricardo Rodriguez(17歳、ベネズエラ)組は、Sebastian Lavie(18歳、ニュージーランド) /Renzo Olivo (18歳、アルゼンチン)に 7-6(5) 3-6 0-1(6)の逆転で敗れた。
この日、大前/Min組は、76%という高いファースト・サービスの確率で安定したサービス・ゲームを展開し、相手に僅か1度しかサービス・ブレークを許さなかった。逆に4度のサービス・ブレークに成功して 6-2 6-3 で試合を締めくくった。試合時間は圧巻の僅か52分であった。
また尾﨑里紗(16歳)/牟田口恵美(16歳)組は、Caroline Garcia(16歳、フランス)/Charlene Seateun(16歳、フランス)組と対戦して 5-7 5-7 で敗れた。
男子シングルス1回戦では、ダニエル太郎は立ち上がり、サーブからのリズムが悪くうまくポイントに結び付けられず僅か28分、1-6 で第1セットを落とす。第2セットに入ると徐々にサーブからの展開でポイントを取れるようになり、リズムを掴み出す。1度のサービス・ブレークで 6-4 と取り返し、勝負のファイナルセット、今度は相手がサーブの調子を上げ、ダニエルは7度のサービス・ブレークチャンスをものにできず、逆に相手に2度のサービス・ブレークを許す。そのまま 2-6 で終了し、初戦敗戦となった。
大会3日目となる6月1日は、女子ダブルス準々決勝に大前綾希子(17歳)/Grace Min(16歳、米国)組、男子シングルス2回戦に、内山靖崇(17歳)が登場する。内山は第9コートの第1試合(日本時間午後6時開始)に予定されている。また内山は、この日ダブルスの1回戦も同コート3試合目に予定されている。
ジュニア部門は、男女ともにシングルスのドロー数が64、ダブルスが16で行われている。
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French Open Junior Championships 2010
女子シングルス
1回戦
○Lyudmyla Kichenok(ウクライナ)(13) 6-1 7-6(2) ●尾﨑里紗(日本)
○Nanuli Pipiya(ロシア)(16) 6-4 6-3 ●大前綾希子(日本)(Q)
○Doroteja Eric(セルビア) 6-2 6-0 ●牟田口恵美(日本)
女子ダブルス
準々決勝
大前綾希子(日本)/Grace Min (米国) vs Lyudmyla Kichenok(ウクライナ)/Elina Svitolina (ウクライナ)
1回戦
○大前綾希子(日本)/Grace Min (米国) 6-2 6-3 ●Jovana Jaksic (セルビア)/Polina Pekhova(ベラルーシ)
○Caroline Garcia(フランス)/Charlene Seateun(フランス) 7-5 7-5 ●尾﨑里紗(日本)/牟田口恵美(日本)
男子シングルス
2回戦
内山靖崇(日本)(16) vs HORANSKY, Filip(スロバキア)
1回戦
○POUILLE, Lucas(フランス)(WC) 6-1 4-6 6-2 ●ダニエル太郎(日本)
○内山靖崇(日本)(16) 6-4 6-2 ●SELL, Karue(ブラジル)(Q)
男子ダブルス
1回戦
○Sebastian Lavie(ニュージーランド) /Renzo Olivo (アルゼンチン) 6-7(5) 6-3 1-0(6) ●ダニエル太郎(日本)/Ricardo Rodriguez(ベネズエラ)
内山靖崇(日本)/Ben Mclachlan(ニュージーランド) vs Peter Heller(ドイツ) /Kevin Krawietz(ドイツ)(2)
※()カッコ内の数字はシード順位、(WC)は主催者推薦、(Q)は予選通過者