6月8日 全仏オープン 女子ダブルス(全仏賞金総額50憶円、全仏ダブルス優勝賞金7,200万円)

穂積絵莉、二宮真琴(ともに橋本総業)組が日本人ペアとしては史上初のグランドスラム大会決勝進出を果たした。
準決勝で第8シードのチャン・ハオチン(台湾)ヤン・ザオシャン(中国)組に6-2,6-2で快勝した。

「朝から緊張していた」と穂積が言えば、「最後は手が震えかけていた」と二宮。
そんな緊張感は感じさせない、息の合ったコンビネーションと多彩な攻めで相手ペアを寄せ付けず、勝利を掴み切った。

過去のグランドスラム大会で、日本女子はダブルスで12回、決勝に進み、4回優勝しているが、すべて外国人選手とのペア。
純正日本人ペアとして初優勝に挑む。
1968年のオープン化以降では史上初、1955年全米選手権(USオープンの前身)を制した男子の宮城淳、加茂公成組以来の凄い出来事に24歳の乙女たちが挑戦する。

対戦相手は第6シードのB・クレチコバ/K・シニアコバ(ともに22歳、チェコ)組。
試合は6月10日(日)男子決勝ナダル対ティエム戦の前にセンターコートで12時(日本時間18時)より行われる。
オーダー・オブ・プレー

マッチポイントは
手が震えていた!

「いやー、もうちょっと、なんか、もう、決勝と言う喜びでいっぱいで胸がいっぱいで実感が湧かないです。」と穂積が言えば。

二宮も「手が震えかけていたので、最後のショットが入って、ほっとしました。」と。

穂積「試合前、朝から緊張していて、気持ち悪くなるぐらいだったが、コートに入ったら緊張がほぐれて、自分達らしいテニスができた。」

二宮「思ったより緊張はなかったが、自分のプレーに満足できていない。良いところもあったが、決勝にむけての課題もたくさんあったので。
でも、二人で良いプレーができたので、そこは良かったと思う。」

「ここまできたら勝者として終わりたい。
二人でとりにいって笑顔で終わりたい。
決勝も私達らしい、元気で楽しいプレーをするので応援よろしくお願いします。」と穂積絵莉、二宮真琴。

二宮真琴/穂積絵莉
コンビネーション コミュニケーション抜群

準決勝に向う二人、動画コメント


準決勝 試合詳細

第1セット

日本もラブでキープ、1-1。

第3ゲームを先にブレーク、2-1。

とするが、ブレーク・ポイントを握られる。
ピンチだったが、2度目のデュースの末にキープ、3-1としっかりキープした。

中台ペアはIフォーメーションを使ってきたが、そんなの関係ない!とブレーク。4-1。

ポーチなどで5-1とキープ。

5-2、サービング・フォ・ザ・セット、穂積思い切りの良いポーチで30-30。
40-30のセットポイント、
Iフォーメーションからクロスの深いロブを決めて、6-2で第1セット取った!!!!

<<第2セット>>

第2ゲーム、勝ちを意識しだしたか?15-40とピンチ。
二宮思い切りの良いポーチでデュース。1-1とキープした。

台中ペアは私達の方がうまいはず、と無理して攻めてくる。
そこをロブで決めて30-40。相手のタッチなどあり、2-1とブレーク

しかし続くゲームでブレーク・バックされ、2-2。

デュース、ダブルフォルトでブレーク・チャンス
相手のポーチをブロック、またブレーク、3-2とリード。

0-30から30-30と挽回。
Tへ穂積がナイス・サーブ。二宮はアンクルボレーを決めキープ、4-2。

ハオチンのサーブ、前衛アタックで30-40とブレーク・チャンス。
デュースになるが、また前衛アタックでアドバンテージ・サーバー。
相手のポーチを穂積は落ち着いてオープンコートに決めた。ブレークで5-2とリード。

サービング・フォ・ザ・マッチ、二宮のサーブで最初のポイントは落とし0-15となるが、
ロブを決め、30-15、あと二本で日本人ペア初の決勝進出。

穂積はボレーをネットしてしまい、30-30になるが、次のポイント、穂積ボレー決めて、マッチポイント!
二宮のバックのダウン・ザ・ラインはワイド、デュース。

二宮のストレートパスで、2度目のマッチポイント。
穂積積極的にポーチに出た!タイミング抜群、決まったか?と思われたがアウト、デュース。

穂積は思い切りまたポーチに出る。相手はロブで返す、それを二宮はグランド・マッシュで決め、3度目のマッチポイント!

二宮、Tへセカンド・サーブ、返ってきたリターンを二宮は狙いすまし、クロスへドップスピン・ロブをコートの隅へ放った!
相手ペアは顔を見合わせ、ボールを見送るしかできない。

穂積/二宮組、日本人ペアが初めてグランドスラム大会の決勝進出を決めた。

おめでとう、穂積絵莉、二宮真琴、そして二人をサポートしている皆さん

取材協力:綿貫裕介(二宮真琴)コーチ

二宮真琴/穂積絵莉(ともに橋本総業)凄い!決勝進出だ!

二宮真琴/穂積絵莉組 3600万円確保 
全仏ダブルス
優勝賞金:€560,000(7200万円)
準優勝:€280,000(3600万円)
ベスト4:€139,000(1800万円)
ベスト8:€76,000(1千万円)
3回戦:€41,000(540万円)
2回戦:€22,000(300万円)
1回戦:€11,000(150万円)
女子ダブルスドロー 
ミックスダブルスドロー

記事:塚越亘/塚越景子/Y.Morishita/T.Terashima photo/H.sato/Tennis Japan