★ATP男子テニスツアー(ATP500)
■Rakuten Japan Open Tennis Championships 2010, Tokyo, Japan (Hard/Outdoors)
フェリシアーノ・ロペス10月4日から東京都江東区有明テニスの森で開催されている男子世界ツアーATP500楽天ジャパンオープン・テニス・チャンピオンシップス(賞金総額$1,100,000、ハード)、4日に大会初日を迎え第6シードで世界ランク23位のフェリシアーノ・ロペス(29歳、スペイン)が、2009年USオープン覇者のフアンマルティン・デルポトロ(22歳、アルゼンチン)を 6-3 6-0 のストレートで下し2回戦に進出した。


フェリシアーノ・ロペスこの日、ロペスのサウスポーから繰り出されるファーストサービスは、成功時のポイント獲得率が83%と高く、11本のエースを奪う。デルポトロは第1セットこそ1ブレークを奪い、時折見せるダイナミックなプレーで観客を沸かすが 3-6 で落としてしまう。第2セットに入るとアンフォースト・エラー(凡ミス)が目立ち流れは完全にロペスに。そのまま1ゲームも奪えず敗退した。右手首の怪我により長期戦線離脱を余儀なくされたデルポトロ、全豪オープン以来の試合となった前週のタイ・オープンでも初戦で敗れており、まだ完全復活とはいかないようだ。
ロペスは男子テニス界屈指の男前プレーヤー。楽天オープンでは過去2度BEST8で敗れており、今年は念願の初優勝を狙う。
※写真はフェリシアーノ・ロペス。下はファンサービス時の写真。クリックで拡大。
また、第8シードのエルネスツ・ガルビス(22歳、ラトビア)が、世界ランク432位のドミトリー・トゥルスノフ(27歳、ロシア)に 3-6 4-6 で敗れ1回戦敗退となった。この試合、ガルビスはトゥルスノフから1度もブレークチャンス奪えず完敗となった。
大会2日目となる5日は、世界ランク1位のラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が登場する。また、ワイルドカード(主催者推薦)で日本勢から錦織圭(20歳)、添田豪(26歳)、伊藤竜馬(22歳)の3名が初戦を迎える。ナダルは世界ランク63位のサンチアゴ・ジラルド(22歳、コロンビア)と、錦織は世界ランク54位のビクトル・トロイツキ(24歳、セルビア)、添田は第5シードで世界ランク15位のガール・モンフィス(24歳、フランス)、伊藤は第2シードで世界ランク10位のアンディ・ロディック(28歳、米国)と対戦する。
◆5日(火)試合予定(センターコートと日本選手のみ抜粋)
【シングルス】
伊藤竜馬(22歳、181位)(WC) vs アンディ・ロディック(28歳、米国、10位)[2]
 >センターコート第2試合(午前12時以降開始)
錦織圭(20歳、121位)(WC) vs ビクトル・トロイツキ(24歳、セルビア、54位)
 >センターコート第3試合(午後2時以降開始)
ラファエル・ナダル(24歳、スペイン、1位)[1] vs サンチアゴ・ジラルド(22歳、コロンビア、63位)
 >センターコート第4試合
ジョーウィルフリード・ツォンガ(25歳、フランス、12位)[3] vs ヤルコ・ニエミネン(29歳、フィンランド、48位)
 >センターコート第5試合
添田豪(26歳、104位)(WC) vs ガール・モンフィス(24歳、フランス、15位)[5]
 >1番コート第4試合
【ダブルス】
鈴木貴男(日本)/松井俊英(日本) vs ミカエル・ロドラ(フランス)/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)
 >2番コート第4試合
※第1試合は午前10時開始。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

ATP500 : $1,100,000 Rakuten Japan Open Tennis Championships 2010

シングルス
1回戦

【トップハーフ】
ラファエル・ナダル(スペイン)[1] vs サンチアゴ・ジラルド(コロンビア)
フロラン・セラ(フランス) vs RAONIC, Milos(カナダ)(Q)
リシャール・ガスケ(フランス) vs ティエモ・デ=バッカー(オランダ)
ドミトリー・トゥルスノフ(ロシア) 6-3 6-4 ●エルネスツ・ガルビス(ラトビア)[7]