★ITF女子テニス10万ドル大会
■楽天ジャパンオープン(ハード)
10月4日から東京都江東区有明テニスの森で開催されているITF女子10万ドル大会、楽天ジャパンオープン・テニス・チャンピオンシップス(賞金総額$100,000、ハード)、大会初日となった4日は女子シングルス1回戦が行われ、第7シードの奈良くるみ(18歳)が、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の大前綾希子(17歳)を 6-2 6-3 で下し初戦を突破した。
また、土居美咲(19歳)も世界ランク177位のCASTANO, Catalina(31歳、コロンビア)を 5-7 6-3 6-3 で下し2回戦に駒を進めた。
注目の10代対決となった18歳奈良と17歳大前の一戦、奈良は現在世界ランク112位とTOP100位目前に迫っている日本期待の若手。一方、大前も今年の全日本ジュニア選手権で優勝するなど期待の集まる若手選手である。
試合は、大前がダブルフォルトを7本叩くなどサービスゲームが安定せず、奈良に5度のブレークを奪われてしまう。大前も8度のブレークチャンスを握るも、3度しかブレーク成功できずチャンスを活かせずの敗退。早くから世界のツアー大会を転戦している奈良が、経験の差を見せつけた形となった。
土居もベテランのCASTANOに 5-7 で第1セットを先取されるも、第2セット以降は5度のブレークを奪い 6-3 6-3 の逆転勝利。こちらは経験で上回るCASTANOに実力で勝利した形となった。
※写真は奈良くるみ(上と中)、土居美咲(下)、クリックで拡大。
インパクト写真は、CASIO HIGH SPEED EXILIMで撮影。
その他の選手では、波形純理(28歳)が昨年の優勝者、ジュリー・コイン(27歳、フランス)に 4-6 6-3 3-6 で惜しくも敗れた。ワイルドカード(主催者推薦)で出場の瀬間友里加(23歳)は、第5シードで世界ランク97位のタマリネ・タナスガーン(33歳、タイ)に 2-6 2-6 で敗れチャンスを活かすことはできなかった。
勝った奈良は、2回戦で波形を下したコインと、土居は瀬間を下したタナスガーンと対戦する。
大会2日目となる5日は残りの女子シングルス1回戦が行われ、日本勢から森田あゆみ(20歳)、石津幸恵(18歳)、中村藍子(26歳)、米村知子(28歳)、不田涼子(23歳)、藤原里華(29歳)、予選を勝ち上がった岡田上千晶(23歳)が登場する。
◆5日(火)試合予定(日本選手のみ抜粋)
森田あゆみ(20歳、95位)[4] vs VANDEWEGHE, Coco(18歳、米国、113位)
>センターコート第1試合
石津幸恵(18歳、321位)(WC) vs マグダレナ・リバリコワ(22歳、スロバキア、112位)[3]
>2番コート第2試合
中村藍子(26歳)(WC) vs アルバータ・ブリアンティ(30歳、イタリア、92位)[8]
>2番コート第1試合
米村知子(28歳、206位) vs HSU, Wen-Hsin(22歳、台湾、303位)(Q)
>8番コート第1試合
不田涼子(23歳、210位) vs 岡田上千晶(23歳、267位)(Q)
>3番コート第1試合
※第1試合は午前10時開始。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)
ITF: $100,000 Rakuten Japan Open
シングルス
1回戦
【トップハーフ】
イベタ・ベネソバ(チェコ) [1] vs PANOVA, Alexandra(ロシア)
SAVCHUK, Olga(ウクライナ) vs LUZHANSKA, Tetiana(ウクライナ)(SR)
○土居美咲 5-7 6-3 6-3 ●CASTANO, Catalina(コロンビア)
○タマリネ・タナスガーン(タイ)[5] 6-2 6-2 ●瀬間友里加(WC)