4日、タイ/バンコクで女子国別対抗戦のフェドカップ、アジア・オセアニアゾーン・グループⅠのラウンドロビン戦が3日目を迎え、日本は台湾を3-0で下し3勝0敗とし、ラウンドロビンBグループを首位で突破、ウズベキスタンとのプレーオフ進出決定戦へ進出した。
2勝0敗で迎えた台湾戦、国別ランク24位の台湾は、主力選手を欠き0勝2敗と敗退が決まっており日本優位な状況の中、この日はエースで世界ランク58位の森田あゆみ(20歳)を温存。中堅の藤原里華(29歳)を単複で起用、2勝を挙げ見事に期待に答えた。また、第1シングルスには、世界ランク109位の波形純理(28歳)を起用、前日に続き勝利を挙げ日本の首位通過を決めた。
一方のAグループは大本命の中国が、世界ランク7位の李娜 (リー・ナ)(28歳)を起用せず、この日ウズベキスタンに0-3で敗れ2勝1敗となり、Aグループ3位となった。
3勝0敗でBブループを首位通過した日本は、4月16日から開催されるワールドグループⅡとの入替戦への出場権利を賭けて、Aグループを首位通過したウズベキスタンと本日5日に対戦する。
ウズベキスタンは、16歳の若手選手を中心に戦い、Aブループを2勝1敗で1位通過してきた。選手のランキング的にも日本優位は動かないが、何が起こるか分からないのがフェドカップ、油断は出来ない。
いよいよ、ワールドグループ復帰へのプレーオフ出場を懸けた戦いは、4連戦の最終日を迎える。
◆日本 3-0 台湾
○藤原里華 6-0 6-1 ●MIAO, Yui-Lynn
○波形純理 6-7(6) 6-3 6-1 ●JUAN, Ting-Fei
○土居美咲/波形純理 6-1 6-2 ●CHAN, Chin-Wei/MIAO, Yui-Lynn
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フェドカップ アジア・オセアニアゾーン・グループⅠ
ワールドグループ プレーオフ進出決定戦
日本 vs ウズベキスタン
グループA ラウンドロビン
国 | ウズベキスタン | タイ | 中国 | インド | 勝敗 | 順位 |
ウズベキスタン(33) | - | 1-2 | 3-0 | 2-1 | 2-1 | 1 |
タイ(35) | 2-1 | - | 1-2 | 2-1 | 2-1 | 2 |
中国(16) | 0-3 | 2-1 | - | 2-1 | 2-1 | 3 |
インド(45) | 1-2 | 1-2 | 1-2 | - | 0-3 | 4 |
グループB ラウンドロビン
国 | 日本 | カザフスタン | 台湾 | 韓国 | 勝敗 | 順位 |
日本(20) | - | 2-1 | 3-0 | 3-0 | 3-0 | 1 |
カザフスタン(34) | 1-2 | - | 3-0 | 2-1 | 2-1 | 2 |
台湾(24) | 0-3 | 0-3 | - | 1-2 | 0-3 | 4 |
韓国(37) | 0-3 | 1-2 | 2-1 | - | 1-2 | 3 |
※カッコ()内数字は、国ランキング