★男子世界ツアー・ATP250大会
■$442,500 US MEN’S CLAY COURT CHAMPIONSHIP – Houston, USA(Clay)
現地10日、米国のヒューストンで行われているUS男子クレーコート選手権ATP250、屋外クレー)のシングルス決勝戦が行われ、第6シードで世界ランク61位の錦織圭(21歳)は、同93位でワイルドカード(主催者推薦)で出場のライアン・スウィーティング(23歳、米国)と対戦したが、4-6 6-7(3-7)のストレートで敗れ、2008年2月のデルレイビーチ国際テニス選手権以来となる世界ツアーでの優勝はならなかった。


過去、錦織4連勝の対戦相手だったが、この日のスウィーティングは好調を維持、実力を上げていた。
第1セット、両者サービスキープを続け迎えた第9ゲーム、ブレークを先に奪ったのはスウィーティングだった。錦織は、195cmの長身から繰り出されるスウィーティングのサーブに苦しみ、なかなかブレークチャンスを掴むことができなかった。4-6と錦織は今大会、初めてセットを失った。
第2セット、先にリードを奪いたい錦織だったが、第3ゲームに先にブレークを許してしまう。しかし、続く第4ゲームでこの日初めてとなるブレークチャンスを掴むと、このゲームをブレークに成功、2-2の対とした。その後、両者キープを続け、錦織5-4で迎えたスウィーティングのサービスゲーム。この第10ゲームが、ビックゲームとなった。錦織に3度のブレークチャンスが訪れたが、デュースを繰り返しスウィーティングが苦しみながらもキープに成功。その後、タイブレークに突入すると、4度のミニブレークを奪ったスウィーティングが7-3で制し、1時間59分の試合に終止符を打った。
勝利の瞬間、スウィーティングは地面に仰向けになり、ツアー初優勝の喜びを表した。
スウィーティングはストローク戦でも、高い打点からの強打で、錦織に簡単には主導権を渡さなかった。錦織は、大事なポイントでファーストサーブが入らず苦しんだ。トータルポイントでは81対79と僅かにスウィーティングがリードした接戦だった。
今大会、準優勝に輝いた錦織はランキングポイント150を取得、本日発表される最新ランキングではTOP50位入りを達成する。優勝すると、これまでの日本人最高記録、松岡修造が1992年に記録した46位を塗り替える偉業達成だったが、次戦以降に持ち越しとなった。
今後、錦織は中1週空けて、18日からスペインで開催されるバルセロナ・オープン・バンコサバデル(ATP500大会、クレー)への出場を予定している。
◆関連サイト
シングルスドロー(大会公式サイト)
ライブスコア(大会公式サイト)

試合経過
第1セット 10 11 12 TB  
錦織                  
スウィーティング              
第2セット 10 11 12 TB  
錦織            
スウィーティング            

試合時間:1時間59分
※表の見方
 ○:サービスキープ
 ◎:サービスブレーク

ATP250:$442,500 US MEN’S CLAY COURT CHAMPIONSHIP

男子シングルス
決勝

○ライアン・スウィーティング(米国)(WC) 6-4 7-6(3) ●錦織圭[6]

準決勝

錦織圭[6] 6-3 7-5 ●パブロ・クエバス(ウルグアイ)[7]

準々決勝

錦織圭[6] 6-3 6-2 ●マーディ・フィッシュ(米国)[1]

2回戦

錦織圭[6] 6-3 6-3 ●イーゴリ・アンドレエフ(ロシア)

1回戦

錦織圭[6] 6-3 6-2 ●SKUGOR, Franco(クロアチア)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上