★男子世界ツアー・ATP1000大会
■3,706,000ユーロ Mutua Madrid Open – Madrid, Spain(Red Clay)
7日、スペインのマドリッドで開催されているムチュア・マドリッド・オープンATP1000、屋外クレー)の準決勝が行われ、第1シードで世界ランク1位のラファエル・ナダル(24歳、スペイン)が、第3シードで同3位のロジャー・フェデラー(29歳、スイス)を、5-7 6-1 6-3の逆転で下し決勝に進出した。


この試合、ナダルはサービスをフェデラーのバック側に集め、強打を封じ得意のラリー戦に持ち込んだ。ラリー戦では、ナダルの強烈なスピンボールと、フェデラーの球速の速いフラット系のボールの激しい打ち合いとなった。
第1セット、第1ゲームをナダルがブレークに成功。ナダルのペースになるかと思われたが第8ゲームでフェデラーがブレークバックで追いつくと、5-5で迎えた第11ゲーム、フェデラーのサービスゲームで0-40のピンチを迎えたが、そこからファーストサービスを3つ成功させ追いつきキープに成功、続く第12ゲームで再びブレークに成功するとフェデラーが7-5で先制した。第1セットだけで1時間を越える熱戦だった。
第2セット、ナダルは一気に集中力を高めエラーの数を減らした。立ち上がりから4ゲームを連取すると、フェデラーのサービスを3つブレークに成功し6-1で奪い返した。エラーの数はフェデラー16に対しナダルは僅かに3つだった。
勝負の懸かった第3セット、先にブレークに成功したのはナダルだった。第4ゲームでブレークし3-1とすると、そのままゲームは進み5-3でサービス・フォー・ザ・マッチを迎えた。フェデラーは30-40とブレークチャンスをつかむも、ここでナダルは、これまでフェデラーのバックに集めていたサービスを、ボディー狙いなど変化をつけ、逆転でキープし試合を決めた。
数字的には、ウィナー(エース)の数はフェデラー37に対しナダル25。エラーの数は、フェデラー45に対しナダル18だった。フェデラーはリスクを承知で攻撃的なテニスを展開したが、ナダルの正確なプレーが、それを許さなかった。そして、クレーコートとはいえ、フェデラーのサービスエースの数が0だったのは気になる数字だった。
これで両者の対戦成績は16勝9敗でナダルのリードとなった。
そして、もう1つの準決勝は、第2シードで世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(23歳、セルビア)が、同36位のトーマス・ベルッチ(23歳、ブラジル)を、4-6 6-4 6-1と、こちらも逆転で下し決勝に進出した。
これで8日に行われる決勝は、ナダル対ジョコビッチとなった。
両者の対戦成績は、ナダルが16勝9敗でリードしているが、今シーズンは2度対戦があり、いずれもジョコビッチがフルセットの逆転で勝利している。但し、いずれもハードコートのもので、クレーコートとなると、ナダルの9勝0敗と一方的な結果となる。
開幕から5大会連続優勝で31連勝中のジョコビッチ、ランキングでもナダルの背中が見えてきた。全仏オープン、もっとも優勝に近い2人の対戦となった。
注目の決勝戦は、現地午後6時30分(日本時間9日午前1時30分)以降に行われる。
◆関連サイト
シングルスドロー(大会公式サイト)
ライブスコア(大会公式サイト)

試合経過
第1セット 10 11 12 TB  
ナダル                
フェデラー            
第2セット 10 11 12 TB  
ナダル              
フェデラー                        
第3セット 10 11 12 TB  
ナダル              
フェデラー                    

試合時間:2時間36分
※表の見方
 ○:サービスキープ
 ◎:サービスブレーク