★男子テニス・チャレンジャー大会
■$75,000+H Busan Open Challenger Tennis 2011, Busan, Korea (Hard)
韓国、釜山で開催されている男子テニス・チャレンジャー大会 $75,000+H Busan Open Challenger(ハード)。最終日の15日、男子シングルスの決勝戦が行われ、第3シードで世界ランク130位の伊藤竜馬(22歳)は、第4シードで同147位のデュディ・セラ(26歳、イスラエル)に、2-6 7-6(7-5) 3-6のフルセットの末に敗れ、惜しくも準優勝に終わった。


準決勝では、世界ランク51位の廬彦勲(ルー・エンスン)(27歳、台湾)をストレートで下す金星を挙げ、決勝に進出した伊藤。この一戦に勝てば自身4度目のチャレンジャー大会優勝と、世界ランキングでトップ100位に入る大事な一戦となった。第1セットを奪われ、第2セットはタイブレークで奪い返す健闘を見せたが、最後は、元ランキング29位(2009年)のセラに押し切られる結果となった。
伊藤は準優勝によりランキングポイント60を獲得。トップ100位入りは持ち越しとなったが、16日に発表される最新ランキングでは、自己最高位を更新する。
今大会、優勝したセラは、松井俊英(33歳)、杉田祐一(22歳)、添田豪(26歳)、そして伊藤と日本選手4人を連破しての優勝となった。セラはランキングポイント100を獲得した。
※テニス選手にとって世界のトップ100位は、4大大会の本戦にダイレクトに参加できる目安となっており、大きな目標となっている。
◆関連サイト
シングルスドロー(大会公式サイト)

チャレンジャー:$75,000 Busan Open Challenger Tennis 2011

シングルス
決勝

デュディ・セラ(イスラエル)[4] 6-2 6-7(5) 6-3 ●伊藤竜馬[3]

準決勝

伊藤竜馬[3] 7-5 6-4 ●廬彦勲(ルー・エンスン)(台湾)[1]
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 1-6 7-6(4) 6-4 ●添田豪[2]

準々決勝

伊藤竜馬[3] 6-4 6-3 ●WEINTRAUB, Amir(イスラエル)
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 6-3 6-1 ●杉田祐一[6]
添田豪[2] 6-2 6-4 ●POSPISIL, Vasek(カナダ)

2回戦

伊藤竜馬[3] 6-1 6-3 ●IM, Kyu Tae(韓国)
杉田祐一[6] 3-6 6-4 6-2 ●JEONG, Suk-Young(韓国)(WC)
デュディ・セラ(イスラエル)[4] 6-7(4) 6-4 6-1 ●松井俊英(Q)
添田豪[2] 6-2 6-2 ●KIM, Hyun-Joon(韓国)(WC)

1回戦

廬彦勲(台湾)[1](WC) 6-3 6-2 ●近藤大生
伊藤竜馬[3] 6-3 6-2 ●BORVANOV, Roman(モルドバ)
杉田祐一[6] 6-4 6-1 ●VENUS, Michael(ニュージーランド)
松井俊英(Q) 6-1 7-6(6) ●YOO, Daniel(韓国)
○KIM, Hyun-Joon(韓国)(WC) 6-2 7-6(5) ●鈴木貴男(Q)
添田豪[2] 6-3 6-3 ●BAKER, Jamie(英国)

シングルス予選
予選決勝

鈴木貴男 1-6 6-3 6-2 ●JUN, Woong-Sun(韓国)[5]
松井俊英[3] 6-1 6-3 ●LI, Zhe(中国)[6]

予選2回戦

鈴木貴男 6-2 6-2 ●KANG, Ho-Gi(韓国)(WC)
松井俊英[3] 6-3 3-6 6-1 ●CHOI, Seung-Ri(韓国)(WC)
○LEDOVSKIKH, Mikhail(ロシア)[4] 6-3 6-1 ●石井弥起

予選1回戦

鈴木貴男 6-3 6-3 ●NOH, Sang-Woo(韓国)
松井俊英[3] 6-2 6-0 ●SEO, Jeong-Han(韓国)
石井弥起 6-2 7-6(3) ●KIM, Hyeong Don(韓国)

ダブルス
1回戦

○GONG, Mao-Xin(中国)/LI, Zhe(中国)[1] 6-3 6-1 ●ケビン・キム(米国)/杉田祐一
デュディ・セラ(イスラエル)/WEINTRAUB, Amir(イスラエル) 6-4 6-4 ●伊藤竜馬/近藤大生

ダブルス予選
予選1回戦

○MCCLUNE, Michael(米国)/VENUS, Michael(ニュージーランド) 6-1 6-3 ●石井弥起/KWON, Oh-Hee(韓国)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上