1月12日に行なわれた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)の女子シングルス予選には、参戦した日本女子が全員登場したが、1回戦を突破したのは奈良くるみ(20歳)だけで、土居美咲(20歳)、瀬間詠里花(23歳)、藤原里華(30歳)、瀬間友里加(25歳)、江口実紗(19歳)は敗退した。
奈良の相手は、2005年全仏でベスト8の実績を持つ強打者のセシル・カラタンチェワ(22歳、カザフスタン)だったが、第1セットのタイブレークを粘り切って取って先行したことでペースを握った奈良が、第2セットは落としたものの、落ち着いて相手の強打と逆襲をじっくりと封じ込み、7-6(9-7) 3-6 6-4のフルセットの試合を逃げ切った。
奈良は2回戦でイタリアのカリン・ナップ(24歳)と対戦する予定で、13日の第5コートの4試合目に予定されている。ナップは2008年には最高で35位に付けた実力者。奈良は2日続けての強敵との対戦となるが、あと2つ勝って本戦入りを果たしたいところだ。