兵庫県のブルボン・ビーンズドームで行なわれたデ杯ワールドグループ1回戦最終日。第1試合は錦織圭がイワン・ドディッグを破ったものの、第2試合の添田豪は、イボ・カルロビッチに6-7(4)、1-6、4-6で敗れ、日本の2勝3敗となり、1回戦敗退が決まった。
添田は第1セットこそカルロビッチに食らいついて試合の均衡を保ったが、徐々に相手のパワーとスピードに押され、抗いきれなかった。
「4人の選手はたくましかった。ワールドグループとレベルが上がったのを実感したとはいえ、やはり負けるとくやしい。必ずワールドグループに戻ってきます」と竹内映二監督は語り、他の選手たちもそれぞれに必ずワールドグループに留まりたいと話していた。


日本はこの後、9月14日からのワールドグループプレーオフに進み、ワールドグループの残留をかけて他の1回戦敗退国と、地域ゾーンを勝ち抜いてきた国との間で戦うが、対戦国は4月11日にその時点でのネーションランキングに基づいてドロー抽選が行なわれて決定する。