2月13日(月)報道陣に語る錦織圭2月13日(月)に東京都港区の東京ミッドタウンにて、錦織圭(22歳)が全豪オープンやデビスカップを振り返って語った。

錦織圭が報道陣の前に現れたのは、ゲームウエアを提供しているユニクロが4月から錦織圭着用モデルを発売する発表会の席。錦織圭は全豪オープンでベスト8に進出した感想を聞かれ「信じられない結果ですが、ベスト8は目標にしていました。まだまだこれから上があり、新たに大きな壁を今回感じました。その壁を次からは打ち破れるように、これからもっと努力していきたい」と語った。

日本からの声援は届いていたか?との質問では「たくさんの方々が応援してくれました。現地で多くの人や地元の人も応援してくれて、そういう力が大きなサポートになり、結果につながったのだと思います」と振り返った。

錦織圭 一問一答

Q:今回発売されるウエア(錦織モデル)はどんな人に?
錦織:なるべく街中でたくさんの人に着てもらいたい。テニスウエアとして、年齢に関係無く、たくさんの人に着てもらいたい。

Q:自分のモデルが発売される感想は?
錦織:僕はずっと望んでいました。少し早いような気もしますが、誇りに思います。将来、同じウエアを着たプレーヤー同士が試合できたらいいと思います。

2月13日(月)報道陣に語る錦織圭
Q:デビスカップを終えた感想は?
錦織:僕たち日本チームは昨日負けてしまいましたが、すごい充実感がありました。すべての力を出し切った試合で、日本チームも強くなってきているのを感じました。僕自身も一勝し、いい試合ができたので満足しています。

Q:デビスカップで久しぶりに来日し、まとまった時間を同年代の選手たちと過ごした感想は?
錦織:デ杯は楽しかった。4人のメンバーは年齢も近いし話も合うので、楽しい時間を過ごせました。今回は負けてしまい、もう一段階盛り上がれませんでしたが、それでも満足できる戦いでした。今後の個人戦に生きてくる一週間だったと思います。

Q:竹内監督辞任について
錦織:試合が終わったあとのミーティングで聞いてショックでした。今までずっと竹内監督とやってきて、信頼できる監督だったので非常に悲しい。ミーティングではみんな大泣きでした。竹内監督はフランクで接しやすく、試合中も的確なアドバイスをくれた。監督らしくない、兄貴のような存在でした。

Q:今後の目標は?
錦織:今年は少しずつランキングを上げていきたい。グランドスラムでベスト8以上の活躍をすることが目標です。2、3年後にはグランドスラム決勝を狙えるような実力を付けたいと思います。

Q:今後の改善点は?
錦織:最近は自分のテニスが安定してきて、どのショットもミスなくこなせるようになってきました。あとは、一つ一つのショットの精度を高めていきたい。サーブの課題、体力面でも強くならなければならないなど、たくさん課題はありますが、少しずつ試合を経験していく中で強くなっていきたいと思います。