フランスのパリで行われている4大大会、全仏オープン（クレーコート）の大会16日目となる11日、雨の影響画で中断されていた男子シングルスの決勝が再開され、世界ランク2位で第2シードのラファエル・ナダル（26歳、スペイン）が同1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ（25歳、セルビア）と対戦し6-4、6-3、2-6、7-5でナダルが勝利し優勝した。
ビョルン・ボルグの記録を抜き、史上最多の全仏7度目のタイトル獲得となる。
決勝は雨の影響で2日間にわたり行われた。決勝まで1セットも落としていないナダルが第2セットまでは磐石の強さを見せ、セットカウント2-0とリード。そのまま勝ち切るかと思われたが、第3セットに入りジョコビッチの逆襲が始まり、第3セットを6-2で奪った。
ジョコビッチが完全に流れを掌握したと思われた第4セット途中で、雨で試合が中断。ナダルから6-4、6-3、2-6、1-2時点で11日に試合が順延された。
11日、13:00（日本時間20：00）に試合が再開されると、ナダルが2度のブレークに成功し、7-5で第4セットを奪い優勝。全仏オープンに新たな歴史を刻んだ。
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