149863812.jpg5日、オリンピック男子シングルス決勝が行われ、世界ランク4位で第3シードの地元アンディ・マリー(25歳、英国)は、同1位、第1シードのロジャー・フェデラー(30歳、スイス)と対戦。試合序盤から流れに乗ったマリーが、キャリアゴールデンスラムを狙うフェデラーを、6-2、6-1、6-4のストレートで下し、金メダルを獲得した。
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※写真は、自国開催のオリンピックで優勝を決めたアンディ・マリー。クリックで拡大
7月のウィンブルドン選手権決勝で対戦した、マリーとフェデラー。このときはフェデラーが優勝している。リベンジに燃えるマリーにとって、自国開催のオリンピック決勝戦は、最高の舞台となった。
試合は、序盤からマリーが、フェデラーのバックサイドにボールを集めミスを誘い、主導権を握る展開。フェデラーも、ネットに出てなんとか流れを変えようとするが、地元マリーの金メダルをかけた戦いに、多くの観衆が声援で後押しし、それを変えることができないまま、セットカウント2-0でマリーがリードする。
そして、サードセット、第5ゲームをブレークしたマリーは、第10ゲーム、40-15から放ったサーブがエースとなった瞬間、ウィンブルドンのリベンジを果たし、金メダルを手に入れた。
3位決定戦は同9位で第8シードのフアンマルティン・デルポトロ(23歳、アルゼンチン)が、同2位、第2シードのノバク・ジョコビッチ(25歳、セルビア)を、7-5、6-4で下した。

ロンドンオリンピック

男子シングルス
決勝

アンディ・マリー[3] 6-2 6-1 6-4 ●ロジャー・フェデラー[1]

3位決定戦

○のフアンマルティン・デルポトロ[8] 7-5 6-4 ●ノバク・ジョコビッチ[2]

準決勝

ロジャー・フェデラー[1] 2-6 7-6(7) 19-17 ●フアンマルティン・デルポトロ[8]
アンディ・マリー[3] 7-5 7-5 ●ノバク・ジョコビッチ[2]

準々決勝

フアンマルティン・デルポトロ[8]6-4 6-7(7) ●錦織圭[15]

3回戦

錦織圭[15] 6-0 3-6 6-4 ●ダビド・フェレール[4]

2回戦

錦織圭[15] 4-6 6-4 6-1 ●ニコライ・ダビデンコ

1回戦

錦織圭[15] 7-6(4) 7-6(4) ●バーナード・トミック
マルコス・バグダティス 6-7(8) 7-6(7) 6-2 添田豪
ミロス・ラオニック 6-3 6-4 ●伊藤竜馬

男子ダブルス
1回戦

ロジャー・フェデラースタニスラス・ワウリンカ 6-7(5) 6-4 6-4 ●錦織圭添田豪
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、W:主催者推薦出場、SE:予選免除、L:予選敗者からの繰上、Ret.:途中棄権