昔の資料

本日は、趣味にデスクワークにと充実した一日を送っています。 て言うより、ちょっと無謀な活動時間・・・・朝も早朝から、漁?に出掛け 一休みして資料整理・・・・コンビニなみの営業時間!? キャーきつい

趣味の時間は、満足の釣果が得られなく正直ちょっと不満。。まぁ、久々の 海の上で気持ちのリセット完了!て感じだけでもOKでーす。

「段階指導と運動効率」        2005/08/27

球技としての指導法とテニスに必要な身体バランス

理 論:目的意識を明確にする為に考えることを最初に伝えます。

テニスという種目がスポーツ全体から考えてどんな種目に分類されるのか?

・ネットを挟んだ、コートという決められたエリアでの対人スポーツ

・導入時、有酸素系運動のスポーツ

・ラケットという道具を使った球技

対人スポーツであることを考える。

技術向上とともに個性が強く出てくる、対戦相手に応じた目的が必要とされる。

・相手よりも一球でも多く、一歩でも多く

・普段のコミュニケーションも大切な要素

・メンタルコントロール 練習から意識する。

個人スポーツ:自己への挑戦、自身の運動技術を向上することを目的とするもの

時間記録 距離記録

団体スポーツ:ティームで協力し合って目的を追求するもので、攻撃と守備の時期や場所がはっきりと分かれているものと、攻守が入り乱れて競うものとがある。

競技力=技術×体力(×知恵)

メンタルコントロール スポーツ心理の段階

1 言い訳や原因を他に求める。

2 行動に落ち着きがなくなる。トイレ、睡眠、目線 etc

3 怒ったり、イライラした態度を出す。

4 自信に満ち溢れた態度、無我の境地。

有酸素系運動

ジョギング、ウォーキング、長距離の水泳などがあり、低負荷で長時間の運動をすること。当然、レベルが上がれば筋肉消費の大きいスポーツだが導入時にはこの意識でいる方が必要部分を習得しやすい。

球技

球を使ったスポーツ。走る、捕る、投げる、打つ、そのそれぞれが種目や状況に応じて、組み合わさった運動。

走る、捕る、投げる、打つを身につける。

全ての運動技術は、体の仕組みを理解することから、その機能に反しないように追求することが重要です。(バイオメカニズム)

人体は首から胴体までの体幹と呼ばれる部分に上肢、下肢の四本から成 り立っています。運動中この体幹部分を安定させることが必要不可欠となります。

また、視覚部分についてもどのように見てるかが重要となります。

これまでの、理論的なことをその指導対象に合わせた内容で興味を持たせる ような説明を心掛けます。

例)・歩行という、誰でも出来そうな単純運動でさえ出来ていない・・・

・歩行、ヒールインパクトからトウオフこの一連の動きの中で、運動によって は、ヒールは体重の約8倍もの力がかかります。その大きな力を、関節、軟骨、靭帯、筋肉などに分散吸収して運動しています。

内 容:簡単な運動動作から、球技としての必要部分を理解させ、それをどう応用するのかを伝える。

*トレーニングとしてのボールキャッチ

・最大パワーはいつ必要なのか?

・視覚トレーニングとして

*下投げキャッチボール

・腰から頭までの安定の重要性

・運動方向とボールの関係

・目と手の関係(ハンドアイコーディネーション)

*同時下投げキャッチボール

・投げる捕るのストレスの違いを感じる。

・素早い動作の中で正確な運動を心掛ける。

*手投げボールをラケットで返球

・ラケットという道具で打つ感覚を、別の道具での実例を挙げ認識させる。

・ただ単に強打するのではなく、意思伝達の大切さを伝える。

・対人スポーツの意味を理解させる。

*お互いがラケットを持ち返球しあう(ボレーボレー)

・目的回数を指定し、とにかく続けさせる。(有酸素運動の体感)

・基本的な動作と今後の戦術への説明を取り入れる。(ラケットの位置 スプリットステップ どうすれば続くのか? この相手の苦手サイドは?)

これまでは球技の基本となる部分を総合的に伝えることを目的とします。本来テニスはワンバウンド後のボールがほとんどですが、回転によるボールの変化やリズムの関係でノ―バウンド中心のメニューからスタートしています。特に球技経験の少ない方やキッズに対しては、必ずこの方法からボールの感覚に慣れることを第一優先としています。

次に実際コートでの実践?練習に入るわけですが、その時に次のポイントを注意しています。

理 論:他の一般的なスポーツを例にし、テニスが単にボールを打つだけでないこ とを説明する。

*各ショットの技術的な部分を細分化して説明することを出来るかぎり避ける

・この種目自体の勝敗方法が関係

(打法を採点するのでなく相手にどう勝つか?)

・他種目に比べ、道具の影響力・進化が大きい(ラケットの進化・軽量化、ボールの進化、ストリングテンション)

*運動の方向性を意識

・歩く、走る、投げる、打つなどの運動方法を応用させる。

・コントロールとスピードの両立を求める。

*練習目的を認識させ、それぞれのテーマを指定し段階的に指導

球出練習:運動動作を癖付け自信を持たせるために行う。

ストローク:*サービスラインセンターからストレート方向コーナーへの1球打ち

・動きと打球方向が同じことを体感させる。

・単に打つことより、落下点を重要とさせる。

・常に運動していることをテーマとする。

・打球後の自然な動き?

*サービスラインサイドからの進行方向奥コーナーへの2球打ち。

・運動方向の切り替えし動作を意識し、ボールの後ろから入る。

・ヒットandムーブで2球目に備えることを伝える。

*ベースラインコーナーから進行方向奥方向への斜め前への2球打ち

・第1球目と第2球目の目的を考える・・・・・ネットまでの距離があるボールは ネットの高い位置を通し相手コート深くにコントロールさせ、ネットまでの距 離の少ないボールは出来るだけ高い打点で相手コートに打ち込ませる。

目的に応じた打点の違いや球種の違いなどを説明し、戦術の第一歩を考 えさせる。

ボレー:*初めに、相手が感じる時間を短くするショットであることを認識させる

・強打でなく面作り

・ストローク時同様の運動の方向性

スマッシュ:*打点に最大の意識をし、自信を持って振り抜かせる

・腕だけの手打ちにさせない

・フィニィシュと考えさせない

各ショットを確実なものにするには、反復練習以外の近道はないと思いますが、基本練習ばかりですと殆どの指導対象者は飽きてしまいます。指導者側が少しでも多くの知識・効果を伝えられることが、ここでのカギとなります。

次に、これまでの動作だけで可能な方法での実践形式のポイントゲームなどを行います。

このとき重要なポイントとして説明しているのが、ボールを打つことだけがプレーではなく、コート内の全員のプレーを強調します。簡単に言えば、投げる打つが出来ていても野球にはならないし、上手く蹴れてもサッカーにならないと言うことです。ここを早めに伝えることにより、ペアとのコミニュケーションや、相手への作戦づくり、その他の多くの必要なことを感じ取り、テニス・ゲームに近づけます。練習対象者全員の運動量、コートに居る全員が何かに参加しているように心がけます。


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