日本テニス協会の9地域合同合宿をお手伝いしてまいりました。
12歳以下の地域代表者たち及び、ホームコーチに対しての強化合宿
・2010年度ジュニアナショナル選手を目指す
・Team Japanの意識付け
・12歳以下でしておくことの共通認識を持つ
近い将来のビジヨンを描き、それに向け取り組むプログラム
現状の技術だけでなく、この先に必要となる技術、トレーニングは
もちろん、メンタル、栄養に至るまでの内容です。
この子達の中から一人でも天辺まで登ってくれたら嬉しいですネ(^^)v
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コメント
11歳になるテニスに夢中の娘を持つ親です。12歳以下でしおくことの共通認識、という言葉に非常に興味を持ちました。具体的にはどんなことなのでしょうか。不躾な質問で恐縮ですが、ご教示頂ければ幸いです。
早川さん コメントいただきありがとうございます。
この種目に必要となる全ての基礎となる部分をしっかりと身につけることです。
現在、各年代とも試合結果によって与えられるポイントによって順位づけられています。当然、それは現状の状態を把握する上では必要なのですが、近年、ただ点数をいかに集めるのかの部分が先行してしまい実力が伴わない選手が多いのはご存じでしょうか・・・? 将来バーンアウトする子供達が多いのはご存じでしょうか・・・?
データからみても、12歳以下のチャンピオンがそのままトップまで行くことは簡単ではないのです。世界基準の試合オレンジボールにおいても同じで、これまでにこの年代のチャンピオンが将来トップ100位以内に入った確率は10%にも満たないのです。
世界基準の選手に育てあげる為に12歳以下でしておくことの共通認識を持つ、これは、大人が小さくなったものではない子供達に、その年代に必要な「元気、本気、根気、時間の大切さ」などをしっかりと認識させる練習メニューを提供することです。
現時点での試合結果がすべてでなく、教育-育成-強化という長期的な計画で過ごすことを指導するということなんですが、ご理解いただけましたか?
お忙しい中でも丁寧に質問に答えてくださり有難うございます。「元気、本気、根気、時間の大切さ」を私自身も肝に銘じ、子供たちにも言って聞かせてやりたいと思います。長期的名視野で長い目で見てやりたいと思います。また教えて下さい。本当に有難うございました。