正直言って、今日ほど体が二つあったらと心底から思った日は無かったかもしれません・・・
大会数日前の依頼、スケジュールの許す範囲と条件付き・・・と言っても決勝戦
でも、多くのお客様が待つステージがある
・・・大きかろうと小さかろうと、トッププレーヤーだろうと初心者だろうと、何があっても穴を空けないのがプロ
でも、本音、気が気じゃなかった・・・午前の部の途中、増田コーチからのメール リアルタイムスコアボード・・・
どうしても、そばで見届けたいと・・・昼の空き時間、途中まで向かえどすぐに渋滞 これではどちらもダメじゃ・・・引き返し スマホに釘づけ・・・
午後の部の途中 優勝の知らせが・・・・
「YANASE」さんもスタッツをプリントアウトして届けてくれる・・・
やばい・・・・おっちゃん涙もろいねん・・・あの当時 選手と帯同だけを生活にしていた時代を思い出している自分が・・
イベント終了後、すぐさま有明に
優勝の喜びを伝えられたのは・・・会場近くのホテルロビー
すぐさま、成田へ向けて出発する「守屋宏紀プロ」
今週最初に伝えたすべてがこの瞬間にあつたのかも知れません・・・
選手じゃなくて、プロ・・・
ミッション終了
ダブルス決勝を見届けようと会場にもどると、今週帯同していたことを知るテニス関係者や記者、多くの方から「おめでとう」と・・・そして何をしたんですか!? とも・・・
特に同業者の方からも多く聞かれたので、言える範囲ですが記すことにします。
大きく分けて、三つのポイントです。
・意識づくり
・技術面 サーブ
・対戦相手に対してのシンプルな作戦
・意識づくり ジュニアではない・・・選手でもない、プロ ジュニアからの継続した感謝以外の考えは断ち切ること 結果を求めることがプロだけども、勝ち負けだけではない その時出来る最高のプレーで多くのファンに感動を与えること・・・最後に生き残るイメージを持つこと
・技術面 サーブ 使うパーツについてを説明し、そのパーツを効果的に動かせるように浜浦トレーナーが順に矯正 短期的となるのでフォームを変更するのでなく、現状をより効果的にするだけだからと説明し、徐々にフォーム矯正
・対戦相手に対してのシンプルな作戦
実名は出せれませんが今週伝えた対戦相手に応じた戦略は、
これまでの対戦でセカンドサーブをたたいてくるシーンが多いので、ファーストの速度は捨ててでも確率重視でファーストを入れる
配球パターンを分析してプレーしてくる相手なので、その分析している情報を逆に使う
フォアが得意ということは、バック狙いの攻撃パターンは慣れているということ・・・だから、フォアのクロスを有効に使うように・・・特に、サーブを立てに入れないで、スライスを有効に織り交ぜて
同じボールで付き合わないで出来る範囲で先に先に展開して行って
このあたりがお伝えできる部分です。
あと・・・・もう一つ、彼はテニスをしっかりと分かってました
また、この大会に向けての準備・努力をおしまずにしてきてました。
帰り際に「貴男」プロから一言 「努力してたもん・・・」