ウインブルドンはまたジョコビッチとフェデラーの強さが目立った大会だった。決勝戦はフェデラーが押していたがマッチポイントを握ったところで少し気持ちが守りに入った印象を受けた。フェデラーのような偉大な選手でも試合を通して最も大切なポイントになれば大事になるのも仕方がない事だと思う。
攻め続けるフェデラーにとっては僅かなところで思い切れなかったのが敗因だがあれだけ戦えたらまだこれからのプレーに繋がっている事は確実だ。
一方フェデラーに善戦した錦織圭は第1セット完璧なプレーを見せた。残念だったのはネットでポイントを取り続けるフェデラーに対してネットに出た錦織の得点率が悪かった事だ。近年の錦織はネットに出る回数が減っている中で今回のフェデラー戦は出られる前に出る作戦をとった形だが無理して出ている部分があり得点率の悪さに繋がったのだと思う。
錦織の最高のプレーは後ろから前の動きが随所に入りネットを取りに行く時に最高のプレーを出す時だ。ジュニア時代はクレーコートでも100回以上ネットに出ることもあった選手だっただけにショートポイントも含め今後の課題だと思う。
ヨーロッパの後の関東ジュニアも終了した。連日天気が悪く運営が大変な中大会関係者の方々には大変お世話になりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
TEAM YONEZAWAの選手達も精一杯プレーした。3つの部門での優勝だったが一週間を通して練習、試合、練習を繰り返してレベルアップしたことが何よりもの収穫だ。
お知らせ
7月31日(水)ジュニアクリニックが横浜の根岸にて開催。お申込みは↓
https://negishi.tennis-school.co.jp/ts/negishi/banner/detail/20190703174500.html