世界に通用するテニスを目指すジュニア選手へ

僕の行う練習メニューの中で意識していることの１つに“ネットを盗む”と言うポイントのパターンがある。

それはまさしく野球で行われる盗塁のような状況のこと。僕の場合はSneak in と言って使っている。

日本人にとってポイントの取り方で最も大事な方法だと考えて良いと思う。ネットの取り方のパターンに取り組むのは日本人にとって大切な得点方法だ。

以前、圭が南米のクレーコートで戦った3セットの競った試合で彼が100回以上ネットに出たことがあるのを思い出す。

ネットに出るには相手が返球する短いボールだけでは1セットで30回以上にはならないのが選手だったら経験で分かるはずだ。

コーチのアドバイスを信じて失敗は成功の素だと割り切って出来ることはいい選手になるための大事な要素の一つだ。