大阪市長杯スーパージュニア

今週はスーパージュニアが開催されている。今年も世界のランキング上位数名が名を連ねていた。男子ではITFランキング1位のVESELY, Jiri(チェコ)、ウインブルドンジュニア優勝のSAVILLE, Luke(豪)など強豪たちだ。
まず感じた事は男女を通して日本選手の層の厚さだ。どのコートも白熱した熱戦を繰り広げている。一勝を挙げるのも誰にとっても僅差の試合ばかりだ。

その中でも今回の僕が見たベストマッチは第1シードのVESELY, Jiriと荒井先生率いる相生学院高等学校の河内一真君だ。3セット目は一方的なスコアだが最後までにVESELY, Jiriとっては油断できない試合だった。最後はVeselyのサービスエース2本で終わったのが彼のポテンシャルの大きさを感じさせていた。夜の8時まで3時間以上かかった試合は見応えがあった。ナショナルコーチの人たちが見ていたら強化の発想が生まれた試合だったと思う。

今回予選に挑戦したチームヨネザワの井上晴は残念ながら予選での敗退だった。晴は予選決定戦で負けた後ラッキールーザーの1番を引き2日間会場で待機したが結局欠員が出なく本戦出場は叶わなかった。しかし予選敗退後の練習、観戦、トレーニングの数日間で選手にとって大切な事を感じていれば大きな収穫だ。

女子の部では二宮さんが決勝まで進出して大変盛り上がっている。その他日本のトップの選手達も大会の上位には食い込んでは来ていないが層の厚さを感じさせるいいプレーをしている。今後楽しみな日本の選手たちだ。


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