セカンドサーブでのネットダッシュで勝負根性が養われる

3月8日 ブルネイ 32度 
ブルネイではITF(国際テニス連盟公認18歳以下)に来ているが今はダブルスもシングルスの4分の1に換算らされるランキングシステムなので各選手ダブルスでもシングルス並に必死にプレーしている。

僕は以前から選手達に指示している事の1つにダブルスでのサーブアンドボレーだ。サーブアンドボレーで勝負をしながらテニスの面白さを感じてほしいと思っている。外国の大半の選手達はサーブアンドステイバックでシングルスのようなクロスコートの打ち合いに持ち込むのが最近は一般的だ。

今の勝ちにこだわる選手、コーチの発想はステイバックなのだが少し先を見据えるとやはりサーブアンドボレーが大切なのだ。特にセカンドサーブでのネットダッシュでプレッシャーがかかって勝負根性が養われるのだ。

昨日の越智真/井上晴ペアは一回戦接戦の末、韓国のペアにサーブアンドボレーを続けて勝利したが2回戦ではサーブアンドボレーでマッチポイントまで優勢に進めたが最後の一本ボレーを決め切れず逆転されて敗戦を喫した。そのような敗戦は最高の経験となって次に繋がるのだ。

シングルスでは晴は2回戦で真は3回戦敗戦で終わった。真は2回戦で一昨年エディーハー優勝(12歳以下)の選手を痙攣させての体力勝ちで破る健闘を見せた。もう少し勝てればと言うところだが日々いい経験が出来たので実りの多い2週間となった。


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