心臓が飛び出そうなほど苦しいトレーニング

5月12日 キャンプ最終日
無事4日間のキャンプが終了した。今回は4日間天気が良く朝から晩までのテニス三昧だった。最終日にはベルデカップも同じ会場で並行して開催され大会へ参加している選手達はホームコートのアドバンテージを生かして良いプレーを披露した。

キャンプの最後は恒例の追い込みだ。高地でのダッシュの繰り返しは選手達にとって心臓が飛び出そうなほど苦しいトレーニングだ。この苦しい追い込みで何処まで自分を追い込めるかが将来選手になるための大きな才能だ。

今回のキャンプでは午前中はポイントを競い合いながらの技術練習と球出しドリルでダイナミックな動き、多種のフットワークを使った打ち込みを行った。技術練習でも試合の状況下で使える事がポイントだ。球出しドリルでは状況によって足さばきを使い分けてボールへの入り方を練習した。

僕が日本人に大切な事として身につけておかなければいけない事の一つにベースライン上での前後の動きがある。前後するためには鋭く戻るフットワークが必要なのだ。バック走やクロスオーバー走はポジション確保のために大切はフットワークの技術だ。

午後はゲーム練習だった。各選手毎日4~5セット行っていた。試合を通じて技術の使い方を学んでくれればと思っている。

キャンプ中毎日何度も皆に伝えた事は軽快なフットワーク、凡ミスをしない集中力、深く打つ事だった。これらは日々意識しても難しい技術なのだ。

最後になりましたが平日開催にも関わらず送りだして下さった選手達のご両親、地元のクラブのコーチの方々そして素晴らしい環境を用意して下さったクラブベルデ様この場をお貸しして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして不眠不休で長時間子供たちの世話にあたった長嶋コーチ、酒井コーチ、山本トレーナー本当にお疲れ様でした。


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