ジャパンオープンの予選

9月29日 ジャパンオープン
早朝練習してから有明に向かった。今日はジャパンオープンの予選だ。予選と言ってもそうそうたるメンバーが名を連ねている。

印象の残ったのはどの試合も日本の選手たちが強敵相手に互角に戦っていたことだ。ツルスノフを相手に戦ったジュニアの内田海智君はセカンドセット6回のマッチポイントをしのぎタイブレークに持ち込む大健闘だった。敗因はビッグポイントでオーバーペースなりエラーが出てしまったところだ。内田君は経験を積めばこれから楽しみな選手だ。

ベテランの近藤大生もディミトロフに善戦だった。近藤は果敢にネットに攻め込んだ。オールラウンドにプレーするディミトロフは組み立ててネットに来るところが勝っていたように感じた。

もう1人のベテランの松井俊英君もリラックスしたプレーでネットを奪取しスタコフスキーに後一歩まで迫った。最後はダブルフォールトを犯しブレークを許したがそれまでは最高のサーブアンドボレーやネットへの攻めを見せていた。

今日観戦した最後の試合は内山靖崇とあのイボカルロビッチだ。200キロ以上のサーブを常に打ち込み半分以上はサービスポイントを奪うカルロビッチを相手に良く戦ったが自分のサービスゲームでリズムを取るのが難しい様子だった。

ビッグサーバーには自分のサービスゲームで相手に沢山ボールを打たせて疲れさせてサービスの確率を下げるか又はこちらが相手がネットに来る前にネットを取る戦法が効くのだが今日の試合はカルロビッチのペースで終始試合が進んでいた。

内山が出来る事としたらカルロビッチのスライスをスニークインしても面白かったかなと思った。

プロの試合観戦の後、皆で集まってトレーニングで1日を終えた。

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