高いボールを上手く混ぜてチェンジオブペースで相手の勢いを封じていた/フロリダツアー day17

12月7日 金曜日 フロリダツアー Day 17 25度
雨でスタートが3時間遅れてアメリカンカップがスタートした。女子12歳以下の永田杏里は第1シードに1-6、6-3、10-6で金星を挙げた。相手はロシア3位の選手だった。壮絶な打ち合いをうまく緩急をつけて前後左右に揺さぶり接戦を勝ち取った。杏里は3回戦でもロシアの選手を7-6(4)、6-2で破り準々決勝へ駒を進めた。

杏里の2試合とも相手のラインコールが余りにも酷く何度も審判を呼んでの試合となった。海外には競ってくると明らかなインをアウトにする選手は少なくない。日本の選手はそんな場合の対応に慣れてないのでたいていは泣き寝入りだ。

12歳以下男子では田島尚輝が森田翔一郎君に、青木一真はコロンビアの選手に、平野太陽はアメリカの選手にともに勝って3回戦へ駒を進めた。井上隆也は第1シードに健闘したが敗れた。

10歳で出場の佐藤久茉莉はロシアの選手に健闘したが惜敗だった。審判がついていれば勝敗はわからなかったと松島コーチの話だった。

選手達それぞれ高いボールを上手く混ぜてチェンジオブペースで相手の勢いを封じていたのが収穫だった。選手たちは練習で行った課題を試合で使っている。低年齢での成長は本当に顕著だ。



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