テニスはゲーム、どう相手に勝つかを考えるのが試合/デ杯ワールドグループ入れ替え戦

今日はデ杯ワールドグループ入れ替え戦だ。勝てば来年はワールドグループだ。
今回は必勝を期して圭が帰国して万全の態勢で臨んでいる植田実監督率いる日本チームだ。
圭のシングルスを観戦して感じた事は相手とのポイントパターンの多さだ。相手のファージャはどちらかと言うとワンパターンで左右に圭を振り攻め込もうとするが左右に動くのがファージャより勝っている圭にとってはファージャをより厳しく振り回し最終的にはファージャがついて来れない展開に持っていっている。

コースも圭のライン30センチぐらいに常に配給されるボールに対しファージャは少し中に入っている。サーブのコースも以前に比べると常にライン上にコントロールしているのでファージャはセカンドサーブでも中々打ち込めない場面が多かった。

ランキングの差と言えばそれまでだが圭の安定した強さをコロンビアチームに見せつけた今日の第1試合だった。

今日も修造チャレンジの皆と来ていたボブさんと圭の試合を見ながらテニス談義で盛り上がった。ボブさんは本当にテニスの好きな人だ。試合を見ながらこうやればこうなって上手く行くのになどと解説をしてくれるのが彼の人柄だ。

僕は細かいテクニックではボブさんとは少し違う理論を持っているが基本的なゲームの組み立ては同感するところや勉強になる部分が多々あり充実した時間を過ごさせて頂いた。

テニスはゲームだ。ある程度打てるようになったらどうやって相手に勝つかを考えるのが試合だ。最高のテクニックを求めている選手はいつまでたっても最高のテクニックに辿り着かないのがスポーツの面白いところだ。テクニックは大事だがそこに重きを置きすぎていると大きな落とし穴が後で待っているのだ!!


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