今年も志の高い選手たちとのフロリダ遠征だった。今回のチームは選手29名、コーチ6名の今まで最高の人数のチームだ。メンバーは9歳の選手からグランドスラムジュニアに出るレベルの選手までだ。
11月23日に成田を出発12月23日マイアミ発のスケジュールはエディハー、アメリカンカップ、ジュニアオレンジボウルそして大きな大会が無い日は2DAYの大会に随時参加のスケジュール。
先ずはエディハー14歳以下では坂詰姫野が14歳以下でシングルスベスト8、ダブルスベスト4に入った。姫野が3セット戦った末負けた選手は後にジュニアオレンジボウルも優勝した選手だった。
エディハーでは8時から試合がスタートするのでまだ暗い6時半にからコートに陣取って練習を確保した。練習ではポイントパターンを中心に行ったが人数が多い分良い競争が生まれていた。
ITFのグレード1の18歳以下はオレンジボウルの前哨戦になっているので来年のグランドスラムジュニアのメンバーが揃う大会のレベルだった。18歳以下のメンバーは16歳の堀江亨、田中優之介、清水悠太の今年のジュニアデ杯のメンバーそして14歳の内藤祐希だ。エディハーでは亨が中国の選手と組みベスト4に入り優勝ペアにファイナルタイブレークの末敗れた。
2週目の18歳以下はITFグレードAのオレンジボウルと14歳以下12歳以下はアメリカンカップだ。オレンジボウルでは堀江亨がエディハー優勝の選手を破りベスト16に入る健闘を見せた。一方ダブルスでは田中優之介清水悠太ペアが強敵を破り見事優勝を果たした。グランドスラムジュニアと同じレベルのこの大会での優勝は快挙だ!
アメリカンカップでは世界の強敵を破り吉野郁哉がベスト4に進出する健闘を見せた。その他各大会で数多くの良い結果が出ていた。
最後はジュニアオレンジボウルだ。ジュニアオレンジボウルは14歳以下、12歳以下のグランドスラムだ。14歳以下女子では内藤祐希は優勝者にフルセットの末惜しくも敗れたが3位決定戦では圧勝し3位とフィードインコンソレで勝ち抜いて来た坂詰姫野の5位の結果で大会を終えた。結果だけではなく多彩なプレーは将来楽しみな2人だ。
マイアミでは滞在中試合の合間をぬってマイアミスプリングスのクラブで随時練習をさせて貰った。毎年お世話になり本当に有難いクラブだ。
マイアミでの食事はモールのフードコートだが今年は3件お世話になり日替わりで食べるようにした。お替り自由な待遇は有難かった。メニューは大量の肉とご飯そして温野菜だ。
今回は選手29人に対してコーチ、トレーナー6人体制でサポートした。大きな大会で勝っている選手のサポートを米沢が担当する事が多かったがサポートしてくれたコーチの皆さんのおかげで選手達それぞれ良くレベルアップ出来た。各選手達の
意識も高かったのが皆のレベルアップに繋がった要因だ。
最後になりましたが今回の遠征に選手達を送り出して下さったご両親様、クラブのコーチの方々この場をお借りして厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました!
そして不眠不休で選手達のサポートをして下さったスタッフの皆さん本当にお疲れ様でした!