ITFの朝は早い。いつもの事だがコート面数が少ないので試合が始まる前の2時間が貴重な練習時間だ。
ヨーロッパの大会は日本やアジアと違って早朝は練習しているチームは殆どなく欧米の選手の多くが少し打つ程度で試合に入るのが習慣になっている。だから朝が我々にとってコートが少ない状況でも以外と練習時間が確保できている。
遠征の目的は試合、練習、トレーニングを1日通してバランスよく行う事だ。大会会場での選手達のモーチベーションは高く最高のレベルアップのチャンスだ。
夕方、ナショナルチームでヨーロッパを転戦中のイタリアで奮闘している選手達の結果が入ってきた。グレードAのイタリア国際ジュニア大会では田島尚輝はベスト4、内藤祐希は準優勝だ。ダブルスでは祐希が佐藤南帆選手と組んで見事優勝を果たした。
内藤祐希の決勝戦セットを取りセカンドセットも後一歩のところまで相手を追い詰めたがファイナルセットで惜しくも準優勝に終わった。紙一重の勝負の世界だ。また一つレベルアップに繋がる一戦となったはずだ。
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