年末はフロリダのジュニアオレンジボウルそして年始はフランスのプチザスの両方を廻る冬のシーズンだった。14歳以下の世界最高峰のプチザスではヨーロッパのトップは1位から100位まで全員参加に加えてアメリカからもナショナルチームが参加するレベルの高い大会だった。本戦のカットはヨーロッパランキング25位だったのも大会のレベルの高さを表していた。
プチザスでは上位進出を期待していた中島一輝は予選を勝ち抜き本戦一回戦で優勝者の フランスのMario Vukovicに敗れたが今同じ年齢でダントツに強い選手と対戦できたことは収穫だった。
プチザスの後中島一輝だけフランスに残りプロバンスのクラブで練習してITFに臨んだ。予選の補欠10番だったが運を天に任せ5時間かけて予選のサインに足を運んだところラストインで予選のドローに入ることができたのはラッキーだった。
予選ではプチザスで優勝した選手と同じレベルのフランスランキングの選手たちを破り予選3回と本戦でも勝利を挙げITF 初ポイントを獲得した。ポイントがあれば大会に出やすくなるので今回最大の収穫となった。
フランスのITF はレベルが高いので今まで敬遠気味だったがフランス選手たちの質の高いプレーを見てフランスでテニスが文化として根付いているところを感じる大会になった。
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