9月5日(土)、ニューヨーク、USオープン
錦織圭が世界1位のジョコビッチを破りUSオープン決勝に進出した。日本人プレーヤーとしては男女通じて4大大会初のシングルス決勝進出の快挙!アジア人男子としても初だ。

4回戦ではランキング6位のラオニッチ、準々決勝では4位のヴァブリンカそして準決勝では1位のジョコビッチと格上トップ10プレーヤー達をなぎ倒しての決勝進出。
その結果来週発表のランキングは8位になる事が決まった。もし優勝したら5位になる計算だ。

決勝では16位、身長2メートル(198cm)クロアチアのチリッチと対戦する。
対戦成績は錦織の5勝2敗と優位。優勝の可能性が多いにある。

決勝は現地9月8日(月)17時から、日本時間では9日(火)朝の6時からだ。(時差-13時間)

それにしても錦織は強かった。

本来なら女子ダブルス決勝が12時からだったが、天気予報が良くないので男子シングルス準決勝、錦織圭対ジョコビッチが第1試合に入れられた。

湿度も高く、両者ともコンデション的に最高とは言えない蒸し暑い中。ジョコビッチのサーブで始まる。

第3ゲーム、錦織はジョコビッチのサービスゲームを強烈なフォアハンドのダウン・ザ・ラインへの切り返しでエースを奪いブレークに成功する。(2-1)

しかし続く第4ゲームをストレートで落としてしまう。(2-2)

手術後、テニスはできないが、厳しいトレーニングでフィジカルを鍛えた続けてきた錦織。

ここから早いポイントの展開と、ジョコビッチの厳しいクロスコートについていき、徐々にジョコビチからアンファーストエラーを引きだす。

第7ゲームでジョコビチのサービスゲームをブレークに成功。

このまま錦織がリードして、6-4で第1セットを錦織が先取する。

第2セット

このままのリードされることは避けたいジョコビチは、とにかくアンフォーストエラーを減らし粘っこくプレーする。
より深いボールをベースラインに送り、錦織の強打を封じる。

高い集中力で錦織のサービスに対して厳しいリターンで対抗し、錦織の攻撃を許さずジョコビチが6-1で取り返す。

第3セット

第3ゲーム、錦織のサーブ、
最初のポイントで強烈なリターンエースをダウン・ザ・ラインに決められ、そこから15-40とブレークポイントまで追い込まれる。

凄く長い攻防、激しいバトルが繰り広げられる。
7回のデュースの末に錦織はキープする。
4回ブレーク・ポイントがあった。
4回目のデュースはダブルフォルトで握られたブレーク・ポイントだったが、
錦織はしのぐ。
どちらに転ぶかわからない攻防に割れんばかり拍手と声援。

先に錦織がブレークに成功し、5-3、サービング・フォ・ザ・セットとなるが、
さすがNO.1プレーヤー、ブレーク・バックする。
30-40のブレーク・ポイントは錦織のダブルフォルトだった。

タイブレークになる

ジョコビチは4回続けてのアンフォーストエラーがあり、錦織は4-0とリードする。

そこからジョコビッチは2ポイント取る。

ジョコビッチは痛いダブルフォルト、(錦織5-2)

5-3、から今度は錦織がダブルフォルト!
5-4とリードしているが、ミニ・ブレークが並ばれた。

次の2ポイントはジョコビッチだが、ジョコビッチはフォアをネット、
錦織のセットポイント!

錦織は良く拾い、第3セットタイブレークを7-4で取った!

「タイブレークでは、追いつかれる心の準備は出来ていた。
(ジョコビチほどの)大物でもミスがあるのが意外だった。」と錦織。

第4セット

第1ゲーム、ジョコビッチのサーブ、
クロスコートの打ち合いから、強烈なバックハンド、錦織はダウン・ザ・ラインでエースを奪うと、
ジョコビッチはダブルフォルト、
15-40とし、サービスゲームのブレークに成功。

幸先良い第4セットのスタートだったが、続くゲーム、錦織は0-40!とピンチ!
しかし5ポイント連取でキープ、2-0だ!
危なかった!

ここから第8ゲームまでお互いにサービスキープが続く。
ジョコビッチもダブルフォルトも犯しながらも必死に食い下がり、チャンスを伺う。
初のグランドスラム大会決勝進出と言う錦織が受けるすごいプレシャーで崩れるのを待つ。

錦織はそれに耐えている。
時間は午後3時。
試合開始から2時間45分が経過する。

天気予報通り降水確率100%の積乱雲がスタジアムの上空に迫ってくる。
試合の流れは錦織だ!

第9ゲーム、ジョコビッチのサーブ、
ジョコビッチのセカンドサーブを錦織はバックハンドのリターンを綺麗にサイドランの上に決めた!
15-40、ダブルマッチポイント!

30-40、2度目のマッチポイント!
錦織の強烈なストロークでジョコビチからエラーを奪い取る。

日本人、いや日本人だげでなく男子ではアジア人初めてのグランドスラム決勝進出だ!

試合を終わったのを待っていたかの様に、その後天気が崩れ大雨になった。
天も錦織圭に応援しているかのような試合だった。

総ポイントを比べるとジョコビッチが取ったポイントは120、
錦織はそれより3ポイント少ない117で勝利したのだった。

「今日は(コーチ)のマイケルにも言われて、試合の入り方に気をつけた。
試合の出だしの入り方に注意した。
気持ちで負けないように、心がけたい。」

「マイケルから普段よく言われていることは、とにかく集中力を切らさないこと。」

「日本人初のグランドスラ決勝進出は嬉しいが、記録にはこだわらない。」

「フェデラー、チリッチ、どちらが勝ちあがってきても、二人共に展開が早いプレーヤーなので、キチンと準備をしたい。」

大会データー:2014 USオープン
会場:Billie Jean King ナショナル テニスセンター、NY、アメリカ
賞金総額:$36,000,000(約40億円)
優勝賞金:(約2億円、男女同額)
128ドロー、ハード
予選8/19-8/23,2014
本戦8/25-9/08,2014
大会日程
現地時刻(時差-13時間)
オーダー・オブ・プレー
ライブ・スコア

<準決勝>
〇10)錦織圭 64 16 76(4) 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇14)M.CILIC(CRO) 63 64 64 ●2)R.FEDERER(SUI)

<準々決勝>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 76(1) 67(1) 62 64 ●8)A.MURRAY(GBR)
〇10)錦織圭 36 75 76(7) 67(5) 64 ●3)S.WAWRINKA(SUI)
〇14)M.CILIC(CRO) 62 64 76(4) ●6)T.BERDYCH(CZE)
〇2)R.FEDERER(SUI) 46 36 64 75 62 ●20)G.MONFILS(FRA)

<男子4回戦>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 61 75 64 ●22)KOHLSCHREIBER(GER)
〇8)A.MURRAY(GBR) 75 75 64 ●9)J.TSONGA(FRA)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 75 46 76(7) 62 ●16)T.ROBREDO(ESP)
〇10)錦織圭 46 76(4) 67(6) 75 64 ●5)M.RAONIC(CAN)

〇6)T.BERDYCH(CZE) 61 62 64 ●D.THIEM(AUT)
〇14)M.CILIC(CRO) 57 76(3) 64 36 63 ●26)G.SIMON
〇20)G.MONFILS(FRA) 75 76(6) 75 ●7)G.DIMITROV(BUL)
〇2)R.FEDERER(SUI) 64 63 62 ●17)BAUTISTA AGUT(ESP)

<男子3回戦>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 63 62 62 ●S.QUERREY(USA)
〇22)KOHLSCHREIBER(GER) 76(4) 46 76(2) 76(4) ●13)J.ISNER(USA)
〇9)J.TSONGA(FRA) 64 64 64 ●CARRENO BUSTA(ESP)
〇8)A.MURRAY(GBR) 61 75 46 62 ●A.KUZNETSOV(RUS)

〇3)S.WAWRINKA(SUI) w/o ●B.KAVCIC(SLO)
〇16)T.ROBREDO(ESP) 36 63 76(4) 63 ●N.KYRGIOS(AUS)
〇10)錦織圭 64 62 63 ●23)L.MAYER(ARG)
〇5)M.RAONIC(CAN) 76(5) 76(5) 76(3) ●ESTRELLA BURGOS(DOM)

〇6)T.BERDYCH(CZE) 63 62 64 ●T.GABASHVILI(RUS)
〇D.THIEM(AUT) 64 62 63 ●19)F.LOPEZ(ESP)
〇14)M.CILIC(CRO) 63 36 63 64 ●18)K.ANDERSON(RSA)
〇26)G.SIMON 63 36 61 63 ●4)D.FERRER(ESP)

〇7)G.DIMITROV(BUL) 06 63 64 61 ●D.GOFFIN(BEL)
〇20)G.MONFILS(FRA) 64 62 62 ●12)R.GASQUET(FRA)
〇17)BAUTISTA AGUT(ESP) 75 62 63 ●A.MANNARINO(FRA)
〇2)R.FEDERER(SUI) 46 61 61 61 ●M.GRANOLLERS(ESP)

<男子2回戦>
〇10)錦織圭 64 61ret. ●P.ANDUJAR(ESP)
17)F.LOPEZ(ESP) 64 36 64 76(4) ●Q)伊藤竜馬

<男子1回戦>
〇10)錦織圭 62 64 62 ●W.ODESNIK
〇Q)伊藤竜馬 62 36 57 4-1ret. ●S.JOHNSON(USA)
〇5)M.RAONIC(CAN) 63 62 76(1) ●Q)ダニエル太郎
P.LORENZI(ITA) 61 62 21ret. ●Q)西岡良仁
男子ドロー
男子予選ドロー

女子ドロー
女子予選ドロー

錦織 圭 ブログ
錦織 圭 データー1989年12月29日生まれ、24歳

クルム伊達組 ダブルス4強!
<準々決勝>

〇クルム伊達/STRYCOVA(CZE) 63 46 63 ●2)HLAVACKOVA(CZE)/ZHENG(CHN)
女子ダブルスドロー

クルム伊達公子 ブログ
クルム伊達公子 データー 1970年(昭45年)9月28日生まれ、43歳

(記事テニスジャパン 塚越亘 倉科篤志 photo/W.Tsukagoshi/CanonEos7D)