桜田倶楽部と玉川大学へ

8月14日 
僕の好きな練習にスライス対スライスがある。ただスライスを打つのではなくスライスしか使ってはいけないルールで勝負をする方法だ。テニス選手にとってスライス系のショットを上手く使いこなせる事は最近のスピードテニスの中でチェンジオブペースをする為にも大切なショットの1つだ。
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ルールはお互いスライスのみでの戦いでスニークインを混ぜてネットをとりに行ってポイントを終わらせる内容だ。ゲームの中で使って体で覚えるのが一番早く身につける方法だ。テクニックはある程度簡単に身に着くが上手く使いこなせるようになるまでは時間のかかるのがテニスの技術なので出来るだけ試合の状況を作って練習をするように心がけている。
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ヨーロッパの大会を廻っていると雨でインドアに移る事が少なくないのだがインドアカーペットに移るケースが多くコートの速さに戸惑う選手が多い。そんな時スライスでネットをとるポイントパターンを持っておくと非常に有利に試合を運べるのを知っておくと良い。
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今日は玉川大学にお邪魔して大学生の皆さんと合同で練習を行った。チームのちびっこたちにとっては大学生のお兄さん達とテニスが出来るのは凄く良い経験になる。特にダブルスではネットに出て来て壁のようにボレーをされるのはジュニアの試合では余り見られない展開なので苦戦を強いられていた。
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最後になりましたがTeam Yonezawaの選手達を歓迎して下さった玉川大学のテニス部の皆さんこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。有難うございました。
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プリンス関東ジュニアサーキット18歳以下(桜田倶楽部大会)では井上晴が多彩で且つ我慢強いクレーコートのテニスを見せセットを失う事無く優勝を飾った。やはり砂入り人工芝に比べるとヨーロッパでの経験が生きているようだ。

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