男子はトロントで行われ、女子はモントリオールで行われている ロジャーズ・カップ。
トロントで行われた男子 ATP1000 ロジャース・カップ、シングルス1回戦で錦織圭(日清食品)は世界39位のロビン・ハーセ(オランダ)に5-7、1-6で敗れた。
「先にブレークしたが、リードを広げられず、徐々に相手にいいプレーをさせてしまった」と錦織。
勝負は怖い 出だしは錦織のペース、3-0と順調だったが「その後、ミスが多すぎた」。
楽勝にさえ見えた試合だったが、流れが変わってしまい、その流れを変えることができなかった。
モントリオールで行われた女子 WTA Premier5 ロジャース・カップ、シングルス1回戦で第16シードの大坂なおみ(日清食品)は予選から勝ち上がってきたスアレス ナバロ(スペイン)に6-7(2)、2-6で敗れた。
第1セットは3-5でセットポイントを握られたが、そこから反撃が始まり良いテニスをしていたのだが。
共に格下のプレーヤーに敗れてしまった。
錦織圭試合経過
第1セット
ブレーク・チャンスはリターン・エースで2-0とする。
続くサーブはラブでキープ、3-0。錦織の調子は良さそうだ。
3-1、錦織のサーブ、ダブルフォルト2つで30-40とピンチ。
なんとまたダブルフォルト。錦織はサーブを落とす、3-2。
ダブルフォルト三つは珍しい。
フォアのボールを追ったハーセ、その時、右膝を痛めたか?
ちょっと中断、主審はトレーナーを呼ぼうか?と心配するが、大丈夫すぐ治ると続行。
ハーセはラブでキープする根性を見せる。(3-3)
まだまだ錦織優位と見ていたが。
5-5、錦織のサーブ、ミスが重なりなんと0-40。
15-40からフォアをワイドしてしまい錦織は5-6とサーブを落とした。
ハーセは15でサーブをキープ、ハーセが7-5で第1セットを取る。
第2セット
第1ゲーム、錦織のサーブ、17回のラリー戦はハーセが取り、15-40とピンチ。
30-40、逆を突かれ、錦織サーブを落とす。
ハーセがのってきてしまった。ラブでキープ、錦織0-2と劣勢。
錦織、作戦を変え、ベースラインからかなり下がり、ハーセの攻撃的なプレーを封じようと試みる。
4回のデュースの末にハーセが3-1とキープ。
錦織が流れを変えようとしている。きっかけがあれば、そうなりそうだが?
1-3、錦織のサーブ、フォアのクロスリターン・エースを決められ、30-40とブレーク・ポイントを握られた。
フォアをネット、なんと1-4だ。
ハーセ4-1とリードのサービスゲーム、30-40とブレーク・バックのチャンスが。
フォアはネットに跳ねられ、デュース。
4回目のデュース、リターンからネットにつき、3回目のブレーク・チャンスが。
しかしブレークできず、5回目のデュース。
錦織、踏ん張り逆転を試みている。
しかし、ここでサービス・エースを決められ、錦織から1-5となってしまう。
錦織のサーブ、ダブルフォルトで0-30。
ベースラインにきたボールを振り遅れ、0-40とマッチポイントを握られる。
15-40、2度目のマッチポイント、
9回目のショット、フォアのショットをふかし、なんとストレートで敗れた。
勝負の怖さを見せつけられた試合。称賛できるハーセのプレーだった。
ATP Masters1000 カナダ・オープン
賞金総額:$5,939,970(約7億円)
大会会場:Aviva Centre
期間:08/06-08/12/2018
トロント現地時刻(時差-13時間)
ライブスコア
錦織圭、西岡良仁、杉田祐一
シングルスドローnet版
シングルスドローPDF版
西岡良仁予選突破!
予選ドロー
女子:WTA Premier 5 カナダオープン
賞金総額:$2,820,000(3.3億円)
大会会場:Uniprix Stadium
期間:08/06-08/12/2018
モントリオール現地時刻(時差-13時間)
USオープンシリーズは、8月13日からシンシナティー、そして8月27日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンと続く。
記事:塚越亘/塚越景子 写真 by Hiroshi Sato