1月21日 全豪オープ 大会8日目
大坂なおみ(日清食品)が第13シードのA・セバストワ(ラトビア)を4-6, 6-3, 6-4で破り準々決勝に進んだ。
3回戦に続き見事な逆転勝ち。日本女子としては2000年杉山愛以来19年ぶりの全豪ベスト8進出を決めた。
第1セットはセバストワのスライスを使ったしつこいプレーに強打を封じられ4-6で落とす。
第2セットも嫌な展開、第3ゲームで30-40とブレーク・ポイントを握られる。がサービス・エースなどで逃れキープした。
今ままでの大坂だったら中々立て直しは難しかったが、この全豪オープンでは違う。
「自分を信じることが私にとって一番大きなこと。
昨年よりも今年の方が自分自身を信じていると思う。
あきらめずに前の試合と同じようにたたかった」、6-3で第2セットを取ると、ファイナル・セットは第1ゲームでいきなりブレーク。2戦連続の逆転勝ちで準々決勝に進んだ。
準々決勝は昨年のWTAチャンピオンと対戦
準々決勝は世界7位、第6シードのE・スビトリナ(ウクライナ)と対戦する。
スビトリナは昨年11月、シンガポールで行われたWTAチャンピオンシップの優勝者。ラウンドロビンも全勝で優勝している。
二人の対戦成績は大坂の2勝3敗。
「スビトリナはWTAファイナルを優勝した。個人的に本当にハッピー。
彼女は再びここでいいプレーをしているのを私は知っている。なぜなら彼女はここにまだいるから。
安定した選手でチャンスにはアタックをかけてくる。私にとって難しい選手。
でも私も次の試合にフォーカスすることを続ける。」新しい大坂なおみの挑戦が続いている。
第2シード ケルバー敗れる!
No.1のハレプ、セリーナに敗れた
女子シングルス4回戦で地元オーストラリアのA・バーティ(22歳)が元世界1位のM・シャラポワ(ロシア)に4-6, 6-1, 6-4 と逆転勝ち、四大大会初の8強入りを決めた。シャラポアは3回戦で昨年のチャンピオンのC・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-4, 4-6, 6-3 で破っていたが。
第2シードのA・ケルバー(独)はD・コリンズ(米)に0-6, 2-6で敗れた。
セリーナ・ウイリアムズ(米)がNo.1のハレプを破り8強になった。
<<女子準々決勝>>
16]S.Williams(USA) vs 7]Ka.Pliskova(CZE)
4]大坂なおみ vs 6]E.Svitolina(UKR)
8]P.Kvitova(CZE) vs 15]A.Barty(AUS)
A.Pavlyuchenkova(RUS) vs D.Collins(USA)
<<全4回戦>>
◎16]S.Williams(USA) 61 46 64 ●1]S.Halep(ROU)
◎7]Ka.Pliskova(CZE) 63 61 ●18]G.Muguruza(ESP)
◎4]大坂なおみ 46 63 64 ●13]A.Sevastova(LAT)
◎6]E.Svitolina(UKR) 62 16 61 ●17]M.Keys(USA)
◎8]P.Kvitova(CZE) 62 61 ●A.Anisimova(USA)
◎15]A.Barty(AUS) 46 61 64 ●30]M.Sharapova(RUS)
◎A.Pavlyuchenkova(RUS) 67(3) 63 63 ●5]S.Stephens(USA)
◎D.Collins(USA) 60 62 ●2]A.Kerber(GER)
女子本戦ドロー
女子予選ドロー
詳しい試合の様子は森下泰Facebook
記事:塚越亘/塚越景子/森下泰/小林粛 写真 W.Tsukagoshi/TennisJapan/CanonEos7D