7月6日 ウィンブルドン Day 6
3回戦が行われ、錦織圭(日清食品)が71位のスティーブ・ジョンソン(米国)を6-4、6-3、6-2で破り、2年連続4度目の16強入りを決めた。
ジョンソンのサーブで始まる。そのオープニングゲームで15-40と錦織はブレーク・チャンスを掴むが、ブレークできなかった。
するとダブルフォルトなどもあり、今度は15-40と錦織がピンチになる。フォアをネットし逆にブレークされる。
第3ゲームもキープされ、なんとあれよあれよと言う間に0-3。
この3番コートはプレーヤーズラウンジから見下ろせるコート、試合が競りだすとプレーヤー達が集まり興味深々でこのコートに注目する。過去にもコナーズやマッケンローなどチャンピオン達が敗れるなど、色々なアプセットが起こっている魔のコートだ。
0-3、流れが良くないな~あ!と心配していたが、それは無用だった。
「先にブレークされ、嫌な展開だったが、しっかり落ち着いてプレーできた。
自分のサーブが良く、それにより(余裕も出てきてジョンソンのサーブのコースも読め)リターンも良くなった。」
終わってみれば、1時間50分の快勝だった。
1回戦は2時間10分、2回戦は1時間48分、そしてこの3回戦が1時間50分。
いい形で勝ち上がっている錦織圭だ。
この勝利で、ツアー本戦通算400勝を上げた。そのことを聞かれると、「あっ、そうなんですか。ちょっとうれしい!」と笑顔で答えた。
錦織圭あと一つ勝つと
フェデラーと対戦
3回戦は同じ29歳のスティーブ・ジョンソンと対戦した。対戦成績は錦織の4戦全勝と優位。しかし最近の対戦はない。
ジョンソンはツアー通算4大会に優勝しているが、その内の2大会が芝のコート。
「芝だとさらに強さがある。ちょっと嫌な相手」と警戒していた錦織だったが、今年の錦織は強い。自信をもって戦い勝利を掴んだ。
4月8日(月)は男女全ての4回戦が行われ8強が決まる。錦織はM・ククシキン(カザフスタン、31歳、58位)と対戦する。対戦成績は錦織の8勝0敗とリードしている。
試合は11時から始まる2番コートの第三試合になった。女子の4回戦二つの後なので、15時ぐらいからか?(日本時間だと同日の夜11時ごろ)だろう。
勝てば準々決勝で芝の王者、フェデラーと対戦。好試合が期待できる。
1]Djokovic(SRB) vs Humbert(FRA)
21]Goffin(BEL) vs Verdasco(ESP)
15]Raonic(CAN) vs 26]Pella(ARG)
23]Bautista Agut(ESP) vs 28]Paire(FRA)
Querrey(USA) vs Sandgren(USA)
3]Nadal(ESP) vs Sousa(POR)
8]錦織圭 vs M.Kukushkin(KAZ)
2]Federer(SUI) vs 17]Berrettini(ITA)
男子ドローネット版
男子ドローPDF
賞金総額38,000,000ポンド(約52億円)
優勝賞金 2,350,000ポンド(約3.3億円)
1回戦 45,000ポンド(620万円)
予選賞金
予選決勝 22,500ポンド(約310万円)
予選1回戦 7,000ポンド(約100万円)
ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ウィンブルドン天気
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo photo/H.Sato/TJapan