1月6日 今年から始まった国別対抗戦、ATPカップ
日本はジョージアを2勝1敗で破った。

グループリーグで2勝を上げた日本。グループリーグ突破に向け、8日(水)には昨年のデ杯優勝国、ナダル率いるスペインと対戦する。
その試合は8日(水)、日本時間11時から行われる。
AbemaTV 放送予定表
テレ朝ch1 放送予定表

添田豪苦戦するが勝利
西岡良仁またまた格上破る

第一試合
◎添田豪 4-6 6-3 6-2 ●A・メトレベリ

添田豪(GODAI)は119位、対戦相手のメトレベリは678位。
格上の添田が先にサーブを破り、第1セットを3-0とする。
しかしなんとブレーク・バックを許すと、4-6で第1セットを落としてしまう。

第2セットも、添田が先にブレークするがすぐにブレーク・バックされる展開に。
「相手のプレーも良く、緊張した」と添田。
嫌な展開だったが、辛抱強くプレーし、見事逆転勝利する。
2時間15分の激戦だった。

第二試合
◎西岡良仁 6-2 6-3 ●N・バシラシビリ

続く第2試合は72位の西岡良仁(ミキハウス)がまたまた格上の26位、N・バシラシビリを相手に素晴らしいプレーを見せる。
第2セットは先にブレークされるが、すぐにブレーク・バック、ストレートで破り、日本の勝利を確定させる。
ウルグアイ戦に続いて格上を破った日本のエース西岡良仁だ。

第三試合
●松井俊英/マクラクラン勉 2-6 4-6 ◎バクシ/ケマラゼ

最終戦のダブルスでは松井俊英(ASIA P FUND)/マクラクラン勉(フリー)が登場。
対戦相手は19歳のケマラゼと22歳の左利きバクシ。若い二人の思い切りの良いプレーにストレートで敗れてしまう。

見逃したATPカップの試合やハイライトは以下で見られます!

https://www.atpcup.com/articles/match-report/japan-georgia-atp-cup-2020-monday

$15,000,000 ATPカップ
会場:ブリスベン、シドニー、パース
各国のトップランク2名のATPランキングにより、上位24ヶ国が参戦。
その24ヶ国を6つのグループ、4チームずつに分け、総当たり戦を行う。
総当たり戦の各グループの1位6ヶ国と2位の中でもっとも成績の良い2ヶ国、計8ヶ国が
決勝トーナメント(シドニー)に進出して優勝チームを決定する。
試合はシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セットは10ポイントマッチタイブレーク)で争われる。

【グループA】ブリスベン
セルビア 1-0 (5-1)
南アフリカ 1-1 (3-3)
フランス 1-1 (3-3)
チリ 0-2 (1-5)

【グループB】パース
スペイン 2-0 (6-0)
日本 2-0 (5-1)
ジョージア 0-2 (1-5)
ウルグアイ 0-2 (0-6)

【グループC】シドニー
ブルガリア 2-0 (4-2)
イギリス 1-1 (3-3)
ベルギー 1-1 (4-2)
モルドバ 0-2 (1-5)

【グループD】パース
ロシア 2-0 (5-1)
イタリア 1-1 (2-4)
ノルウェー 1-1 (3-3)
アメリカ 0-2 (2-4)

【グループE】シドニー
クロアチア 2-0 (5-1)
オーストリア 1-1 (3-3)
アルゼンチン 1-1 (2-4)
ポーランド 0-2 (2-4)

【グループF】ブリスベン
オーストラリア 2-0 (6-0)
カナダ 1-1 (3-3)
ドイツ 1-1 (2-4)
ギリシャ 0-2 (1-5)
各グループ成績表
試合日程
優勝賞金は$15,000,000(米ドル)、最大750ポイントのATPポイントが付与される。
賞金及びATPポイント

松井俊英、添田豪、マクラクラン勉、西岡良仁、岩淵監督

国対抗戦は
デ杯、レーバーカップとある

デビスカップby楽天
1900年に始まった大会、2019年は133ヶ国が参戦、日本はワールドグループで戦った。
レーバーカップ
ロジャー・フェデラーと彼の所属エージェントが主催する「ヨーロッパ代表vs世界代表」

記事:塚越亘 塚越景子 写真 ATPカップ