実業団の団体戦「第39回テニス日本リーグ」の1stステージが、横浜国際プールとブルボンビーンズドームで行われた。男子は18チームが12月5日から8日の4日間、女子は12チームが6日から8日の3日間にわたり熱い戦いを繰り広げた。

伊予銀行のダブルス河野優平/楠原悠介ペア。写真/伊藤功巳

男子レッドブロックでは、波乱が起こった。前回5位の伊予銀行と7位のノアインドアステージが4勝0敗で全勝。最高のスタートを切った。両チームとも、前回準優勝のイカイと3位の橋本総業ホールディングスから勝利を挙げている。ブルーブロックでは三菱電機とエキスパートパワーシズオカが順当に勝ち上がった。

ノアインドアステージのシングルス1、松田龍樹。写真/伊藤功巳

<男子レッドブロック結果>
伊予銀行 4勝0敗
ノアインドアステージ 4勝0敗
イカイ 2勝2敗
橋本総業ホールディングス 2勝2敗
リコー 1勝2敗
村田精工 1勝2敗
明治安田生命 1勝2敗
ONEDROP 1勝2敗
MS&AD三井住友海上 0勝4敗

<男子ブルーブロック結果>
三菱電機 4勝0敗
エキスパートパワーシズオカ 4勝0敗
レック興発 2勝2敗
山喜 2勝2敗
JR北海道 2勝1敗
ルーセントアスリートワークス 1勝2敗
九州電力 1勝3敗
オーエスジー 0勝3敗
伊勢久 0勝3敗

2勝1敗で1STステージを終えた明治安田生命。写真/伊藤功巳

女子は昨年覇者の橋本総業ホールディングスが苦戦した。結果は3勝0敗だったものの、明治安田生命との対戦では、シングルス2本が1セットダウンから逆転勝利するなど接戦となった。明治安田生命は前回の日本リーグではセカンドステージで4位に終わり決勝トーナメントには出場できなかったが、今回は2勝1敗と好スタートを切った。島津製作所と橋本総業は、貫録を見せて1セットも落とすことなく全勝。前回5位のノアインドアステージは、前回4位のリコーとの対戦に勝利して、3勝0敗としている。

橋本総業ホールディングスのダブルス、小堀桃子/森崎可南子ペア。写真/伊藤功巳

<女子レッドブロック結果>
橋本総業ホールディングス 3勝0敗
ノアインドアステージ 3勝0敗
明治安田生命 2勝1敗
リコー 1勝2敗
MS&AD三井住友海上 0勝3敗
センコーグループ 0勝3敗

<女子ブルーブロック結果>
島津製作所 3勝0敗
橋本総業 3勝0敗
フクシマガリレイ 2勝1敗
エームサービス 1勝2敗
テニスユニバース 0勝3敗
リコージャパン 0勝3敗

<大会スケジュール/会場>
●セカンドステージ/横浜国際プールテニスコート、ブルボンビーンズドーム
男子/2025年1月22日(水)~26日(日)
女子/2025年1月25日(土)~26日(日)
●決勝トーナメント/東京体育館
男子&女子/2025年2月14日(金)~16日(日)

文/赤松恵珠子 写真/伊藤功巳