中国 ITFジュニア G2

今日は、シングルス1回戦がありました。

勇紀 VS Zhao-Tai LI (CHN)
 6  -  3
 7  -  6(4)

相手は、中国のWCの選手で、ランキングも1000位台の選手でしたが、身長180㎝から繰り出される
サーブが200キロ近くの威力で1000位を遥かに超える実力の持ち主でした。

1セット目は、ワンブレークをものにして6-3.
セカンドセットは、先にブレークさせてしまいましたが、それを冷静に受け止めて苦しみながらもブレークバックしそのまま、タイブレークに突入。

タイブレークも最後のスーパーパスと強引に回り込んでFストロークエースで試合終了。

緊迫感があった試合で一歩間違えれば逆のスコアでやられていたかもしれなかっただけに、自分から
勝ち取った試合だったといって良いでしょう。

昨日の練習試合で必ず1ゲームに一度はダブルフォルトしていたサーブも今日は、1ポイントのみに抑える事ができたので、(10本連続枠の中に入れるルールで4時間かかった)それも収穫でした。

今日は、終始冷静に試合の流れを考えながらプレーしていて、その中に展開力を発揮してポイントする場面も多かったので、技術的には課題はあるものの合格点だったと思います。

昨日、練習中にダラダラしていた素振りが目立ったので〝渇”を入れたのが利いたのかも知れませんね(笑)

やさしく思いっきり勇紀の目の前からボールをぶつけただけですけどね・・・

グレードG2ということで、グランドスラムの本戦でプレーしている選手もいて無駄なミスや降りぬいていない選手などいません。

この中で、勝ちぬいて行くには、自分なりにやっているとか、やっても出来ないということでは、通用しません。

このレベルに達するようにしなくてはならない、通用出来るようにするしか方法はないのです。

そのためには、意識を高く持ち、はじめは上手く出来なくても出来るようになる事だけを信じて繰り返し練習あるのみ。

少し考え方を変えて、自分に必要なことは何かを明白にして良いときも悪い時も前向きに頑張る事が出来れば、必ず結果がついて来ると思うので、頑張ってほしいと思います。

後で聞いた話ですが、昨日、勇紀は試合のサインをした後、大渋滞でタクシーを捕まえる事が出来ずに会場からホテルまでの4㎞をデカバックを担ぎながら歩いて帰って来たようです。

ということは、朝7:00から2時間、午後3時間、そして、サーブ4時間、徒歩1時間・・・そうとうだったと思いますが、そんなことがまったくなかったかのように今日の試合ではピンピンしていた勇紀!

これで、考え方が変わっていけるのであれば、昨日がターニングポイントです。

良い意味でも、悪い意味でも宇宙人なのが勇紀なので、是非良いほうに活かしていってほしいものです。

今日の晩飯は、中国の大衆食堂!

CIMG7362.JPG

CIMG7359.JPG

これ、全部で10元(100円)です。目茶安でしょ!

コメント

  1. 酒井亮太 さん : 2011.09.21

    勇紀良い顔してますね。
    ビックサーバーに勝利ですか。タイのNo1シードの選手が思い出されます。
    次の試合も頑張って下さい。

    返信

  2. 勇紀 さん : 2011.09.22

    酒井コーチへ

    コメントありがとうございます。
    お元気ですか?
    今日は残念ながらシングルスは負けてしまいました。
    ダブルスは負けそうだったんですが、なんとか勝つことができたので優勝できるようベストを尽くします。

    返信

  3. 酒井亮太 さん : 2011.09.22

    勇紀
    相手はLAI Kai-Wenでしたか。残念でしたね。
    ダブルスで優勝出来るよう頑張って下さい。
    応援しています。

    返信

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