今日は、全日本選手権の5日目です。
残念ながら、会場に行く事は出来ませんでしたが、ライブスコアを見て楽しんでいます。
ここで、注目したいのが、2回戦で米村明子選手を破り、今日の3回戦で中村藍子選手(2007年単優勝)に勝利した、高山千尋選手!
彼女をはじめて観たのは、今年の甲府国際大会でしたが、抜群のサーブ力と強力なFストロークがとても際立っていました。
コーチを務めるお父さんにも敬語で接し、必死に練習していたのが印象的で、おととい2回戦勝利した試合は実際有明で見る事が出来たので、話をした事はありませんでしたが、丁度すれ違ったお父さんに
〝とても良い試合でしたね!次も頑張ってください!”と声を掛けさせて頂きましたが、
最高の笑顔でとても丁寧に深く頭を下げられながら、〝ありがとうございます!”と答えてくれました。
こわもての見た目とのギャップにもすっかり、やられてしまいました。
早くも頭角を現して来たようですが、日頃の努力、お父様の熱意を感じました。
又、2回戦で今大会第8シードの飯島選手に競り勝ち、今日も昨年のジュニアチャンピオンでプロ選手としても活躍している大前選手に勝利した、澤柳璃子 選手(高2)の活躍も頼もしい。
村上武資日本代表監督・谷澤ナショナルコーチの半端ないプッシュの成果がここにきて現れて来たのではないでしょうか!この年代には、二宮・加藤・尾崎というライバルたちが多い豊作年なので、彼女の活躍を目の前にしてライバルたちもメラメラと燃えているのでは!?
かつて〝英ちゃんマン”こと谷澤プロが17歳で全日本チャンピオンになったときは、同世代だった僕ら増田プロ・山本プロと一緒に焦りながら燃えたのを思い出します(笑)
男子も李君(高2)が一昨年のジュニアチャンピオンの江原選手を破り、今年インカレチャンピオン田川君、そして、ウッチー(内田プロ)も順当に勝ち上がって、若い世代の選手が活躍する大会にしてくれています。
ここで、ひとつ思い付きのアイディアが浮かびました。
会場では、デ杯選手を筆頭とする選手にナショナルチームのコーチ陣がサポートしていたようですが、
国際大会ではないので、逆に彼らの実力をアップさせるために、全日本期間中だけでも日頃の練習で彼らの弱点を知り尽くしているナショナルコーチ陣が若手の指導にあたり、加勢する事でデ杯選手らにもさらに緊張感が出て、若手選手の実力もアップし、大会も盛り上がるのではないでしょうか!?と勝手な意見!!
全日本ぐらいはサクッと勝つ事ができなければ、グランドスラムでの活躍は無理という方程式を当たり前にする作戦です。
日本で一番大きな大会を限りなくグランドスラム大会に近づけて行きたいですね!