新人戦

今日は県高校の新人戦があり、頼、佳奈、真由美、大地の試合を見に行きました。

準決勝で大地と頼が対戦し、結果は頼から6-3。

佳奈と真由美は互いに準決勝を勝ち上がり決勝で対戦し、佳奈が6-3で優勝。

結果的には、頼も決勝を6-1で勝利し優勝したのですが、全国区で活躍を目指している2人にとっては多くの課題を残した試合でもありました。

普段練習していることを2割ぐらいしかトライできていなかった事が残念でなりません。誰にでも絶対負けられない試合はあると思いますが、そこで守って勝っていても彼らの目指すところでは通用しませんし、練習でやっている事をやらなければ見ている側も評価のしようがありません。

山梨県チャンピオンを目指して山梨タイトルをディフェンドしたいというのであれば今回の結果は大きく称えて誉めるべきなのでしょうが、2人から聞いている目標はもっと別のところにあり、そこで活躍するためには負けられないテニスをするのではなく、自分から勝ちに行くテニスを年間通してやり続けその経験を積む事が必要不可欠です。

相手のミスを期待して勝てる試合もあるかもしれませんが、レベルが上がれば上がる程それだけでは通用しなくなり、自分の武器が必要になってくる。武器作るために練習し、試合でその武器が通用するかどうか試し、また試合で足りなかったところ、必要な武器を磨く事を繰り返す。

この方法以外にレベルを上げていく方法は見つかりません。

そういった事でいえば、今回負けてしまった真由美と大地の方がその事を実行した分、収穫も多く次に繋がる試合でした。ただ、どんなに良いテニスをしていても勝つ事に勝る自信はないので、今日のような試合をして勝ちきれるように頑張ってほしいと思います。

今日の試合後は、勝った2人が涙をながして反省し、負けた2人がくやしい中にもやり切った感が感じられなんとも後味が悪いような良いような素直に喜べない大会でした。

いつか自分のテニスをして勝って涙を流せるような日がくればと期待しています。


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