皆で久しぶりの撮影。後列右から2番目が竹畠君です。
今日は皆様に一人の青年を紹介します。
竹畠明聡君は福岡出身の21歳です。
高校生の時に左足膝下に骨肉腫の手術を受け、今では膝から脛にかけて「人工骨」が入っています。彼は2007年3月に単身で九州から柏(TTC)にテニス留学。テニスと勉強とバイトをしながら、2008年4月より国枝慎吾選手の後輩として麗澤大学に入学しました。
骨肉腫の手術から病気は落ち着いていましたが、肺への腫瘍の転移が見つかり、現在は療養に専念するために麗澤大学を自主退学し、九州大学病院で「癌」と戦っています。
放射線治療と抗がん剤投与のため、身体はだいぶ細くなりましたが、治療の効果が良い方向に現れ、久しぶりの外出許可をもらったということで、元気に柏にあいさつをしに上京してくれました。
若いながらも、病気と戦っている現実を隠さずに、正々堂々とした姿は感銘を受けます。小生も何事があっても、この青年のように「凛」としていることのできる人でありたいと思っています。
このブログに掲載することを悩んだ挙句に本人へ連絡。2つ返事で「お願いします」との回答。何をお願いされるのかと反対に悩んでしまいましたが、このように掲載させていただきました。
竹畠君のみならず、病気で車いす生活を強いられた選手達の現実は、自分との戦い、相手との戦いのみならず、病気との闘いを目の当たりにします。斎田選手も国枝選手も、この厳しい現実と向かい合い、「一寸先は闇」の状態で生活をしているということを是非皆様に理解していただきたいと思います。
これを理解したからといって、「かわいそうだ」とか「気の毒だ」とか、そのようなことを思ってくださいといっているのではありません。厳しい現実という十字架を背負っても、そこから目を背くことなく、しかも、多くの人々に「夢」を与えようとしている「気」を持っており、それを現実にするために日々努力をしているのです。
車いすテニスの指導者として11年目。過去にも色々なことがありました。彼らとの付き合いで、自分自身が進化していることは、何事も「本当に起こっている現実を踏まえたうえでの判断を必ず行う」という問題解決方法をしていけるようになっているということです。
竹畠君はゴールデンウィーク明けに、抗がん剤を投与する予定とのこと。点滴の針を見ただけで、「吐き気を覚え、苦しみを感じます」と言っていました。でもそれに立ち向かいますと笑顔で言っていました。
以前、国枝選手はこのように言っていました。
「もう一度抗がん剤を投与すると言われたら、死んだ方がいい・・・あの苦しみは2度と味わいたくない」と・・・。それを聞いていた斎田選手は、ただただ頷いていました。
小生には理解することのできない言葉でした。
想像を絶する戦い。今、小生にできることは、心からエールを送ることだと思っています。そして、今回の記事を読んでくださった皆様が、このブログを通じて竹畠君にエールを送っていただければと思います。
宜しくお願いいたします。
コメント
素晴らしいコメントですね。竹畠君の人間としての素晴らしさが伝わってきました。また、丸山コーチの、そういうところに、きちんと目が行くセンスにも再び感動です。
私もお二人に早く近づけるように、精進していくつもりです。
今後ともよろしくお願いたします。
竹畠明聡さん、ゴールデンウィーク明けに再び戦いですね。私が、そこに何かできるわけではないのですが、このブログを通して、竹畠さんから私は勇気や考えるきっかけ等をいただいています。ありがとうございます。
竹畠さんが私に感動を与えてくださっていることが、小さな後押しの一つになってくれればと思い、書かせていただきました。
次回の登場も待っています!
竹中明聡さん、仙台の地から応援しています。竹中さんの前向きな姿勢に勇気を頂きました。ありがとうございます。
竹中さんの回復を心より願っております。
竹畠明聡さんへ
今回私は竹畠さんから勇気を頂きました。竹畠さんのつらさに比べたら私の悩みなどとてもちっぽけだと思いました。
私には竹畠さんにエールを送ることしかできないので、心からエールを送りたいと思います。
私のエールが竹畠さんに届けばいいと思っています。
頑張ってください。
竹畠さん
治療頑張ってください!!
そして、またテニスできる事願っています!!
同じ福岡から応援しています。
初めまして。福井で車いすテニスをやっている6歳児の父です。私は全くのテニス未経験者ですが、親子で国枝選手の大ファンになり(先日は神戸OPENの試合後にレースしていただきました!)、そのような縁で丸山コーチのブログを初めて拝見しました。竹畠さんの記事を読んで居ても立ってもいられず、私のような部外者がコメントすることも憚られたのですが、一言だけエールを送らせてください。
竹畠さん。頑張ってください。ありきたりの言葉しかなく、もどかしいです。私は、生まれつき立つことのできない子の父となって、本当に多くのことを学び、気づき、力をもらいました(もちろん多くの人に支えられて)。竹畠さんの生きる姿に触れ、前に進む勇気をもらっている人が必ずいます。心から、頑張ってください!
竹畠明聡さんへ
私が何かできるわけではないのですが、自分の病気と向き合い、前向きに進む竹畠さんを心から応援してます。そして竹畠さんの姿は、たくさんの人の心にもきっと伝わります。頑張って下さいね。
こんばんは。竹畠です。
今回丸山コーチのブログを通し多くの応援をいただきありがとうございます。
いつもお世話になっている方々を始め、多くの方々に支えられているということを改めて考えさせられました。
多くの方々からの心強い応援を力に変え、癌にしっかり打ち勝ってきます。^^b
皆様からの応援の数々に対しては本当に感謝の気持ちで一杯です。
この場をお借りして、応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
書き込みをいただきました方々、本当に温かいメッセージありがとうございます。本人からもメッセージが入っております。これから大変な日々をおくることと思いますが、本人も立ち向かう決意のスイッチが入ったと言っています。これからもよろしくお願いたします。
竹畠さん 同じ年頃の息子を持つ親として いてもたってもいられずPCに立ち向かっています。頑張ってとしか言えなくてごめんなさい。あなたの夢が一日も早く叶うよう心から応援しています。
記事のアップから随分日が経ってしまいましたが・・・
竹畠明聡さん。
貴方のことを知ることができたことに、心から感謝しています。
私も病気と闘っている者の一人ですが、貴方のような方がいらっしゃることを知り、もっともっと強くならなければと思いました。
「気」の力は、想いの力は、何かを変える・・・そう信じて、貴方の勝利を、強く強く祈っています。
心からエールを送ります。
竹畠さん、あなたの姿に力を頂きました。
抗がん剤治療が始まっているころでしょうか。
どうぞ、よくなりますように。
丸山コーチ、これからもよろしくお願いします。
日経の記事を読んで、ちょっとでも興味があるのなら、本を送りますが。それは、自分のHealing Powerで
がんを治す方法です。今私は母の末期胃がんをこの方法で治療中です。完治してからと思ったのですが、一時も早く、この方法をお知らせしたくて、メールしてます。
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