指導環境の整備

VM3S0086.jpg

ジュニアをレッスンするにあたり、単にテニスだけを指導する事に集中することは、なかなかできるものではないと感じます。

テニスというスポーツそのものが、1人では成り立たないスポーツであり、ボールをラリーすることにより、相手とのコミュニケーションを楽みます。

コーチは、「指導者」「教育者」「先生」など色々な形容のされ方をしていますが、元来コーチ(Coach)の語源は、「馬車」という意味からきています。「その人を目的地まで運んで行ってくれるもの」。それが「コーチ」という意味ということです。

相手の目的達成のためにサポートする人、それがコーチであり、「コーチング」はアプローチのことを指します。目標を設定する人も、その目標を達成する人も、またその目標を達成するために行動する人も、すべて「その人自身」であるということであり、コーチはあくまでもその人が目標を達成していくためのサポートにすぎないということです。

また、「教育」を英語に訳すと(education)です。こちらの語源は才能を引き出すということです。

才能を引き出すことが「教育」であり、才能の引き出し方のサポートをしていくことが、いわゆる我々の仕事であると思います。

コーチに求められる基本的な能力は、実力であったり、知識が豊富であったり、多くの経験を積んでいたりと、大切な要素がありますが、その中で最も重要だと思うのは、「伝える能力」ではないかと感じています。

その手段は、「言葉」や「行動」で伝えていきます。 なぜなら、実際に試合に出るのは選手なので、選手の考え、行動をいかに変えることが出来るかがコーチ能力の指標になるからです。

だからこそ、考え方(方法論)を教えるべきで、考え抜かれた全てのことを教えるものではないと感じます。また、教育とは言って伝える事ではなく、実際にやって見せることの方が大切なことと感じます。

すなわち自然と教育される環境を作ることが最高の教育だと思います。

施設やコーチが作り出す環境。正さなければいけない部分は、早急に少しずつでも環境整備をしていこうと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。