今日の国枝選手は、昨日の反省を生かし、彼の持ち得る技術の全てのレベルを上げてきました。
このあたりの対応能力のレスポンスは流石だと感じます。
今日も引き続きチャートを取っていましたが、昨日はポイントを取って・・・取られて・・・の繰り返しだったため、国枝選手の特徴が出ていなかったのです。
しかし、今日は「国枝モード」を象徴するポイントの「固め取り」の波を、何度も繰り返しての勝利。
今日は見事にこの波を自分のものとした「圧勝」でした。
日本の選手にとっては、「技術」においても、「考え方」においても「スピードとは最大の競争力」であり、アイデアを形にする能力と、それを完了させるまでの時間を短くすることとは、勝利をもたらすことに欠かせない要素なのです。
世界と戦うということはそういう能力が不可欠なのです。
明日は、ダブルス決勝です。
抜かりなくいきたいと思います。
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