12日、カナダのトロントで開催されていたロジャーズ・カップは、男子シングルス決勝が行われ、世界ランク2位、第1シードのノバク・ジョコビッチ(25歳、セルビア)は、同21位で第14シードのリシャール・ガスケ(26歳、フランス)を、6-3、6-2のスコアで下し優勝した。
ジョコビッチは、第2シードで出場したオリンピックは、優勝したアンディ・マリー(25歳、英国)に準決勝で敗退。3位決定戦は、フアンマルティン・デルポトロ(23歳、アルゼンチン)に敗れ、メダル獲得はならなかった。
第1シードとして出場したロジャース・カップ、ジョコビッチは、初戦から危なげない戦いで決勝に進んできた。第2シードはマリー。順当にマリーが勝ち上がれば、ジョコビッチにとっては、決勝でオリンピックのリベンジ戦となるはずだったが、マリーは3回戦で敗退。勝ち進んできたのはガスケ。試合は、ジョコビッチがブレイクチャンス生かし、ガスケのサービスゲームをブレーク。6-3、6-2のスコアで勝利を手にした。
ロジャーズ・カップ
男子シングルス
決勝
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-3 6-2 ●リシャール・ガスケ(フランス)[14]
準決勝
○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1] 6-4 6-1 ●ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)[5]
○リシャール・ガスケ(フランス)[14] 7-6(3)6-3 ●ジョン・イスナー(米国)[8]
2回戦
1回戦
錦織圭[13] BYE
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、W:主催者推薦出場、SE:予選免除、L:予選敗者からの繰上、Ret.:途中棄権