[ニューヨーク 9日] テニスの四大大会最終戦、全米オープンは9日、女子シングルス決勝を行い、第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)が第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を6─2、2─6、7─5で下し、同大会通算4回目の優勝を果たした。
セリーナは第1セットをわずか35分で奪ったが、第2セットでは2回のサービスブレークを喫し、セットカウントで並ばれた。最終セットでも3─5のビハインドとなり、自らのサービスゲームで敗戦まで2ポイントと追いつめられたが、ここから4ゲームを連取。
今月26日に31歳の誕生日を迎えるベテランが、23歳で世界ランク1位のアザレンカを下して四大大会通算15回目の優勝を飾った。また、これにより同大会の女子シングルスでは1973年に31歳で優勝したマーガレット・コート(オーストラリア)に次ぐ年長記録も達成した。
セリーナは「勝ったことが信じられない。彼女(アザレンカ)が素晴らしいプレーをしていたから、準優勝者のスピーチを準備していた。とてもびっくりしている」と語った。
※写真:テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス決勝、第4シードのセリーナ・ウィリアムズ(写真)が第1シードのビクトリア・アザレンカを6─2、2─6、7─5で下し、同大会通算4回目の優勝を果たした
(ロイター)