11日、有明コロシアムで公開練習を行ったデビスカップ日本代表チームは、14日から16日に行われる、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフのイスラエル戦に向けて、その意気込みを語った。
日本のエース錦織圭は、「とても心強いチームになってきているし、これだけチームの力が上がっているので、ワールドグループには残りたいし、残って勝ち進みたいと思っています。また、このチームでやることで、僕自身も刺激を受けて楽しくやっています」とイスラエル戦の先を見据えているようだ。
伊藤竜馬は、「ホームでやるアドバンテージがあり、また、チームとして、とてもいい感じなので、ぜひ勝利したい」と語り、添田豪は、「調整はしっかりできたので、力を発揮すれば勝てると思う」と述べた。
イスラエルには元トップ30に入っていたドゥディ・セラと、ロンドンオリンピックのダブルスでベスト8に入ったジョナサン・エルリック、アンディ・ラムのペアがいるため、油断は禁物。
しかし、8月にタイのチャレンジャーでセラと戦った杉田祐一は、「バックハンドがよく、体は小さいがいいテニスをする」と語り、その対策は日本チームは取っているはず。
なお、試合は14日にシングルス2試合、15日にダブルス1試合、16日にシングルス2試合が行われ、3勝したチームが勝利国となる。
※写真は、14日から始まる、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフを戦う日本代表メンバー(左から添田豪、錦織圭、伊藤竜馬、杉田祐一)