11日、ベルギーで行われたNEC車イステニスマスターズの男子シングルス決勝で、世界ランク3位の国枝慎吾(28歳)は、同2位のマイケル・シェファース(30歳、オランダ)と対戦し、6-2、4-6、6-2の接戦を制して、優勝を果たした。
今大会は、世界ランキング上位8位までの選手が、2つのグループに分かれリーグ戦方式の予選を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントで試合を行う。決勝で戦ったシェファースとは、予選で戦いそのときは、6-2、6-2のスコアで勝利を収めていた。
試合は第1セット、相手のミスにも助けられ国枝が先取し、幸先の良いスタートを切った。しかし、第2セットに入ると、相手のペースになり、国枝が落としてしまう。
そして、ファイナルセットに入り、いきなり国枝のサービスゲームをブレークされたが、ここから踏ん張り、流れを引き寄せた国枝が、5度目の挑戦にして念願のタイトルを手に入れた。
NEC車いすテニスマスターズ
男子シングルス
決勝
○国枝慎吾 6-2 4-6 6-2 ●マイケル・シェファース(オランダ)
[adrotate banner="20"]