全豪オープン大会9日目、男子準々決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア・1位)が、第5シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ、6位)を6-1、4-6、6-1、6-4で下し、3年連続でベスト4へ駒を進めた。これでジョコビッチは、11回連続でグランドスラムの準決勝進出を果たした。
ジョコビッチは、第1セットで3回のブレークに成功してセットを先取したが、第2セットは、ベルディハが得意のサーブで、ジョコビッチのミスを誘い、ワンブレークでセットを取り返した。
だが、第3セット以降も、ジョコビッチは、驚異的なディフェンス力でボールを拾い、ベルディハのミスを誘い、第3セットは2ブレーク、第4セットはワンブレークしたジョコビッチが勝利を収めた。
「グランドスラムの準決勝だから、タフになるだろう。周囲の期待も大きくなるけど、自分の試合に集中するだけです」(ジョコビッチ)
また、第4シードのダビド・フェレール(スペイン、5位)は、2セットダウンから大逆転し、3時間44分の5セット、4-6、4-6、7-5、7-6(4)、6-2で第10シードのニコラス・アルマグロ(スペイン、11位)を破り、2年ぶりのベスト4入りを決めた。
この結果、男子トップハーフの準決勝は、ジョコビッチ対フェレールとなった。
※写真は準々決勝で勝利し4強入りを決めた第1シードのノバク・ジョコビッチ
Text by Hitoshi ko
Photo by Hiroshi sato