8月13日 アメリカ、シンシナティで開催されているウェスタン&サザン・オープン。男子はATPマスターズ1000、女子はWTAプレミア5、トッププレーヤー全員が出場義務のある男女共催大会だ。

男子シングルス1回戦が行われ、錦織圭(日清食品)はロシア期待の20歳、A・ルブレフ(37位)を7-5、6-3で下し、2回戦に進んだ。

第1セットは5-2リードから5-5に追いつかれる。第2セットは先にブレークを許す展開だった。
「アップダウンのある試合だったが、要所要所で良いプレーができた。
(US米オープンが控えているので)テニスの質を上げたい。勝つことも大事だが、内容も重視していきたい。」と錦織。USオープンに向け調子を段々と上げていきたいと語る。

2回戦は12位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-2, 4-6, 6-3で破った元世界3位、現151位のS・ワウリンカ(スイス)と15日に対戦する。

予選決勝ラウンドに進んだ西岡良仁(ミキハウス)はD・メドべデフ(ロシア)に6-4, 6-7 (1), 2-6で惜しくも敗れ本戦入りならなかった。
ダニエル太郎(エイブル)は2メートルの巨人、カルロビッチ(クロアチア)に6-7(5), 3-6のストレートで敗れた。
杉田祐一(三菱電機)対西岡良仁になった1回戦は西岡が杉田を6-7(1), 6-3, 6-3の逆転で破った。

ダブルスではマクラクラン勉/ミドルコープ(オランダ)組がチェッキナート(イタリア)/ジュムホール(ボスニア)を6-7(6) 6-3 [10-8]で破り、初戦を突破。
二人は先週のトロントに続き、今大会が2度目のダブルス出場だ。

大坂なおみ(日清食品)はV・ウイリアムズがプルアウトしたので、第17シードとなり、1回戦でM.Sakkari(GRE)と14日に対戦する。
予選1回戦で奈良くるみ(安藤証券)は第14シードのTomljanovic(AUS)に4-6, 3-6で敗れた。

錦織圭試合詳細

オープニングゲーム、錦織は15でキープ。

ルブレフはダブルフォルトで始まる。
フォアのクロスからネットに詰める錦織、ルベレフのクロスパスはネット。(錦織2-0)

ラリー戦、ダウン・ザ・ラインを決めるなど錦織のテニスが良い。3-0とキープ。

ルブレフ、やっと1ゲームをキープ。

第6ゲームも、深いリターンなどで錦織に15-40とブレーク・ポイントがあったが、ルブレフがキープする。
ルブレフは1-5になりそうなピンチでも、怖がることなくフォアで攻撃的なテニスを展開していた。さすがに有望な選手だ。

錦織4-2リードのサービスゲーム、ダブルフォルトで30-40とピンチ。
デュース後にもブレーク・ポイントを握られる。
ゲームポイントで、続けてダブルフォルトもあり、このゲームをキープするのに12分もかかる。
ベストのテニスではないが、さすが錦織圭、5-2とキープ。

5-3、サービング・フォ・ザ・セット、40-30とセットポイントを握る。
取り返すも2度目のデュースでまたブレーク・ポイントを握られた。

アウトのコールを主審がオーバールール、錦織はチャレンジするが、インの判定。錦織がブレークされた。

ルブレフは15でキープ、5-5と追いつかれた。

6-5とキープした錦織、
ルブレフのダブルフォルトなどもあり、0-40とセットポイント
錦織はラブでブレークし、第1セットを7-5で取った。

第2セット

1-1、錦織はダブルフォルトで15-40とピンチ。今日はサーブが今一だ。
30-40、バックをネットし、先にサーブを落とす。

しかし、今度はルブレフがダブルフォルトでサーブを落とす。2-2。

キープが続き、錦織4-3。

ルブレフ3-4のサービスゲーム。
ダブルフォルトで始まり、0-40。
錦織、ラリー戦を制しブレーク。5-3とリード。

サービング・フォ・ザ・マッチ、フォアのクロスを決め15-0。
Tへナイスサーブ、40-0とマッチポイント。
ルブレフはフォアをネットし、錦織はラブでキープし勝利を決めた。

「ルブレフのフォアは強力だった。我慢と攻めることも意識して戦えた。
テニスの質を上げたい。勝つことも大事だが、内容も重視していきたい。」と錦織。

大会正式名:ウェスタン&サザン・オープン
会場:Lindner Family Tennis Center
現地時刻:シンシナティ時刻(時差-13時間)
期間:08/12 – 08/19/2018
男子ATP56ドロー
$6,335,970(賞金総額7億円) ATP1000 シンシナティ
優勝賞金:$1,088,450(約1.2億円)

フェデラー、A・ズベレフ、デルポトロなど出場。ナダルは体調不良で不参加
トップ8シードは1回戦はbye(免除)、2回戦から。
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予選ドロー

「勝つことも大事だがテニスの質あげたい」と錦織圭

(記事塚越亘/塚越景子 photo佐藤ひろし/TennisJapan)